700wで14分!

エバミルク、昔はスーパーに売ってたんだけど、今はもう売られていない。エバミルクは缶入りの無糖練乳だ。加熱して濃縮されたミルクでコーヒーなんかに入れたりするが、

日本ではコーヒーフレッシュなる植物性生クリームっぽい加工品が主流でエバミルクは人気がないようだが、料理やお菓子に使うと濃厚になる。

クリスマスパーティー用のデザートのために材料費がどれくらいかかるか計算してた。

全部の材料を買えば、ざっと2000円くらいはするだろうが、これはあくまで軽く見積もった感じ。

卵も1パック買っても全部は使わないし、薄力粉だってそう。デザート2種作ればクリームチーズ代だけで1000円するし、と悩みながら、ふと数年前に作って人気だったクッキーのレシピを見つけた。それにはエバミルクを使用するのだが、某スーパーでは販売していなかったはず。

じゃあ何かで代用する?と調べたら、牛乳を煮詰めて作れるとレシピを見つけたのだが、それがレンジで作るタイプで700w14分加熱だったのである。

しかもレシピを作った作者さんのコメントに「エバミルクが缶入りしなかったので自分で作ってみた」とあったのだが…

いやいやいや、エバミルクは加熱して煮詰めた牛乳ですぜ。缶入りにしなきゃ腐るでしょ。

まさかコーヒーフレッシュの類いだと勘違いしているのかしら。コーヒーフレッシュは生クリームじゃないから常温で保存できるのよ。加糖練乳だって缶入りしとかなきゃ腐るし、あれはカビが生えやすいのだ。だって牛乳だもの。

まぁ料理サイトのレシピはだいたい素人だものね、しょうがないわ。カッテージチーズをリコッタチーズと言ったり、卵を玉子表記しちゃったり、色々見たけども。

ちなみにリコッタは一度カッテージチーズを作る工程で出た乳清に再度レモン汁などを加えて煮る方法で作ったものが、リコッタと言われる所以。リ(2度)コッタ(煮る)らしいので、一度目はカッテージチーズでしかない。

そのカッテージチーズも大量に作って、しっかり水気を抜けば、インドのパニールというチーズになるというから、国独自のチーズの変化やあり方がわかって面白いのよね。

まるで小麦粉がシルクロードを渡って中国へ来たような、小麦粉もまたパンだったり、麺などに形を変えてるわけだし、味付けも様々。今ではなくてはならない材料になった。

 

クリスマスのメニューを考えているときは楽しいけれどね。いくら主催者に頼まれたからといって、材料費が高くなれば負担になるしねぇ…😓

デザート1種類、クッキーやマフィンとかお菓子をたくさん作っていこうかな。時期的に寒いけど、日持ちのするお菓子のほうがいいでしょうし。もう少し調べてみます。