イベントのために衣装作りがスタートした。布生地は押し入れに眠っていたシングルサイズの布団カバーだ。
サイズは150×200cm、表面はレース状になっており、裏生地は白色無地。レース状になっている部分はそのままカーテンのように使えるし、ビリビリに破いて装飾品にもなりそうだ。
と簡単に書いたが、これがなかなか強者であった。裏返しにして布生地を分ける作業でつまずく。意外と縫製がしっかりしやがっている。糸切りバサミで切っていくことを諦め、端1cmで切ることにした。3枚切り終えた時点ですでに1時間半かかってしまう。
あれ?今日とりかかったら裁縫まで終えるはずじゃない?と頭をよぎったが何故かすでに究極に疲れている。
型紙ありの衣装の生地の切り出しにかかる。昼ご飯を挟んで終わったのが14時。何故かすっかり疲れ切っている模様だったので、今日の作業はここで終了。
農作業と違い、テキトーではすまされない裁縫なのである。型紙ありきの生地は全部切った。なしの生地も半分に切って完成。
あとは縫うだけであるが、型紙なしは超簡単。直線縫いで完成する。
型紙ありは…初心者向けとかいう作り方だけど…しまった!私は家庭科が3の女だった。初心者向けって、私のことではないなと気がついたがもう遅い。とりあえずやるだけやってみるしかない。
上手く作れれば、私の衣装になるんだから、とにかく前向きに。時には母の力を借りよう(笑)
なんか…中2のときの家庭科の授業でスカート作ることになって、初心者のくせにプリーツ付きデザインを選んでしまい、全然できなくて、もう提出日が近づいていて、とうとう母の手を借りての提出だったが、その後の文化祭で銀賞取ってしまい、やば!やりすぎた!
3年生のときはパジャマを作ることになって…以下同文。今度は母がうまく手抜きをしつつ作ったので、賞には入らなかった。
あれから、私は少しは成長しているといいな…🤭
ま、売り物にするわけじゃないもの。1日限りのイベントで着る衣装だし、縫い目がガタガタでも大丈夫大丈夫🤭という、謎のポジティブ思考であった。