徒然日記〜夢はかく語りき〜

夢日記だったり、最近あった話など。

シュレッダー

 

先日、シュレッダーを買った。終活している母が「もう手で紙を破くのが辛い」といったから。アイリスオーヤマさんのA4が一気に5枚できるタイプにしたが、やはり家庭用、一回の稼働時間が短いという。休み休みやればいいじゃない。と言ったら、

母「稼働時間が1時間のがほしい」

調べてみたら、1時間くらいのものは業務用で数万円はする。終活とは?断捨離とは?と一度立ち止まって考えてみてよと思ってしまった。紙を破くだけに数万円かけてどうするよ😑

父もシュレッダーで断捨離しているというが、母の話では、またPCで作業しつつ、印刷を繰り返していて、ついにはインクがなくなってしまったというから、もうどうしようもない。入院中はファイルの中身を全部捨てろ!と言ったくせにだ。

私と母が捨てたのはもう関係がない機関からのやり取りだったが、父にとっては歴史みたいなのはわかる。ただ何でもかんでもとっておくのは意味がないとわかってほしい。と母が昨日言っていた。

また入院したら、今度は退院できないかもしれないんだから。父は余命を知らないから、まだまだやれるって思ってるのかもしれない。

今回の退院で、書斎に残ってるファイルの整理をすると思ってたら、全然片付けないし、もう書斎もいらないって言ってたの、どの口〜?って言いたいくらい、ずっとPCの前に座ってる。真面目すぎるのも身体に酷なんだが?

インクがないと印刷できないし、しょうがないね。父に車を運転してほしくないので、私がちょっと遠出してインクを買いに行こうかな。

母は二階の趣味部屋を片付け始めている。まだ手芸用品がたくさんあるが、昨日はハギレを始末した。使えそうなものは取っておき、パッチワーク用に切り刻んだものは捨てるを繰り返したが、かなりの量である。いわばハギレの地層。深い場所にいくたびに模様が昭和時代になる。たぶん使わないだろうなと思いつつ、それは母がより分ければいい話で、私はザッと見分しただけであった。使いたい白色の布が見つかったので良かった。

私は断捨離していない。母の趣味部屋が片付いても、兄が残していった本や家具などがあり勝手に捨てれないのだが、結婚して25年も放置されているのだから捨てても文句は言われないとは思うのだが、母は兄を思いやるあまりに捨てれないのだ。

趣味部屋がもう少し片付いたら、私のイベント用の作業部屋にしようとたくらんでいる。今、自室の1/2を占領されているので、作業部屋があればいいなぁと。まぁイベントのボランティア活動は私の人生そのものであり、切っては切れないものである。

父もまた然り、人生における書類の数々が父の歴史であり、生きた証だからこそ、切っては切れないものである。

しかし…アルバム見たらば…貰ったご祝儀袋まで貼ってあって、母から

「こんなもん取ってあんのか!ゴミだろ!ゴミ!」って言われてた😂

終活は続くよどこまでも、しかし父は終活しているんだろうか、謎である。何か捨てているのは捨てているけれど、ファイルが減らないのは何故?