2階から1階へお引越し

 

2階から1階へ、お引越し作業である。しかし非力な私と母。さてさてどうなることやらと始めたのが9時だった。

2月の退院日にこの椅子じゃないとヤダと駄駄をこねた父が、2階に持っていった椅子を再び1階に下ろす作業中、階段から落ちそうになり、左肩と左腕を負傷。すぐに痛み止めを塗ったおかげで、その後も作業できたが、ちょっと不安だった。

その後はTVと台をおろしたが、壁のアンテナチューナーにコードの長さが足らず、ここで終了。簡単にできると思いこんでいた母の誤算。

実は1階のリビングにはもう1台TVがあって、これにレコーダーを繋げれば、すぐに使えるのだが、寝室にも居間にもTVがほしいらしい。明日叔父に頼んで配線してもらう予定となった。

あとは母の桐タンスをおろしたが、問題発生。押し入れの下段にいれる予定が全く入らないらしい。これは桐タンスを運んだ時点で、あの場所には入らないなぁと私も思っていたが、まさか本当に入らないとはね。

その前にメジャーで図ってもおらず、ベッドをすでに設置していたし、誤算というか見込み違いなだけで母の自業自得である。

最終的に、上段の父の洋服ケースを左側上段に移動し、右側上段は母のスペースとなったが、すべて計画してから動いてほしいものである。

すべて移動が終わったのは11時40分、早めに昼ご飯の準備をして、ちょっと昼寝をしたら、体力がわずかに回復したけれども。今日は最高気温が10℃前後と肌寒く、身体全体が疲労感マシマシな感じだった。

訪問看護師と関係者と打ち合わせも終わり、明日の退院は予定通りのようだ。

しかし身にしみて感じたのは身体が弱る前に居住を一階へ移動するべきだということだ。

父は入院中だし、母は膝痛、私も膝痛と腰痛があり、体力もない。

祖母が亡くなった10年前に終活を開始していたり、断捨離していれば、今回辛い日々を送らなくても良かったのではないか。そう思う。祖母が亡くなったあとの1年間で遺品整理をしたが、今回の引っ越しでまた荷物が出てきたらしい。

祖母はもともとタンスなどの荷物が少なかったが、両親は違う。本棚、蔵書、趣味のあらゆるものが溢れていて、いつかまた使うだろうと取っていたものがまだたくさんあるわけだ。

生前整理していけば、亡くなったあとに掃除が大変ではないが、亡くなることを見越しての作業はつらい。仕方がないことだが、後からの作業もつらいならば早めにやっておくことが重要である。

私も今回、衣類の断捨離をして、かなり減らしたばかりである。趣味のものはまだ減らせそうにはない。これから少しずつ断捨離していく予定です。

さぁ明日は一時退院日です。さきほど病院で2週間ぶりに主治医に遭遇してきましたが、やはり今は元気だけれども、この先どうなるかわからないと言われました。私達は理解していますが、父は元気がありすぎて、ちょっと困りもの。

果たして、今回は何日間家、家で過ごせるんでしょうかねぇ🙄