長い道のり

 

昨日帰宅した母に、主治医から月曜日にまた話があるので来てほしいと言われたそうだ。

4日に退院に向けて話し合いが行われて、リハビリも開始され順調だと思った矢先にチューブが外れ、感染症にかかってしまったのが14日。感染症になると絶食になり、また体力が落ちる。リハビリも続けているようだが、歩けるようにはなるだろうか。

月曜日に処置をする予定が、数値が良くならないので来週も様子見だそうである。

退院は5月半ばくらいか、しかし退院は一時退院という形だそうである。

前回は2月下旬に退院して10日くらいでチューブが抜けてしまった。胆管からチューブが外れると胆汁が臓器に流れ出しダメージを受ける。感染症にかかるのだ。

今は発熱こそはないが内臓にダメージがあり、抗生剤を投与されている状況だ。

とうとう宣告されるのだろうか、まだまだ先だと思っていたから、ちょっとショックだ。1年はもたないかも、と主治医に言われていたけれど、この先どうなっていくかが予測できない。

昨夜はそんなこんなで神経性腸炎になってしまい、眠れず。眠れたとしても悪夢にうなされ、短い夢を見ては起き、まんじりと朝を迎えた。

こういうときに精神的に引っ張られない強さがほしい。予期していたことがちょっと早くなるかもしれないだけの話だ。

 

ただ…まだいつそうなるか、まったくわからない状況で、10月のイベントに向けて着々と準備をしているが、手伝えるだろうかと。そんな親不孝みたいな考えは考えるだけありえないと思うだろうが、実は父も、母親が亡くなった年に通常にお祭りに参加したのだ。

喪中だけど、お祭りは神事だから大丈夫とは?神社でお祓いもしてもらったというから抜け目がない。

まぁ喪中はお祝い事を控えたほうがいいらしいが、飲み会などは49日以降とか言われているようだが、やはり周りの目が気になるならば、ちゃんと喪中するべきなんだけどね。

10月のイベントはたった1日数時間だから、許されたい気持ちがある。そのために昨年からずっと準備してきたのだ。まぁまだ父は今のところは元気だが、退院してもまた入院せざるを得ない状況になっている。

父がそういう状況下でも、私は家事をしたり農作業したり、たまにイベント準備をしたり、それが通常業務であり日常的な事柄である。

まだ長い道のり。坂道の途中って感じだ。

これからも両親を支えて生きていく。ただそれだけしかない。