機能性表示食品

小林製薬以外の機能性食品で健康被害というニュース記事を見た。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dfa8b5fd6f67b0c59adce4f68c3c30266a663c7f

 

機能性食品って、いわゆるトクホだよね。身体にいいから続ければ、なんらかの効果があるよっていう。

昔の話だ。当時の同僚がトクホのとある飲料水を飲むことにしたらしい。だがそれは1日一本だけ飲むタイプで、2週間から3ヶ月以上続けなければならないという。

高濃度の茶カテキン入りのその飲料はダイエット効果があるというが、すごく苦くて1本飲めたものではなく、私は飲めなかった製品だった。

はてさて、同僚は痩せたか聞くことはできなかったが、ネットで情報を見る限り、茶カテキンは肝臓に悪く、ヨーロッパでは禁止されているというから飲めなくて良かったわけである。

巷にはゼロカロリーといって、砂糖不使用の飲料水が多々あるが、人工甘味料もよくないとされている世の中で、色々な製品に人工甘味料が使われているのである。

身体にいい、とか謳われると人々はむらがる習性がある。身体に良かれと思って摂取してしまう。だがはたして、本当に身体によいものなのだろうか。

母は知り合いから、これが良いよと聞くとすぐに試したがるタイプで、今まで何回もネット注文したりしたが、やっぱり長続きせず、それはそれで良かったのかもしれない。

最近は岩手県にいる伯母が紅茶キノコとか昭和時代に一時期流行ったモノをやっているらしいとのウワサ。

伯母は昔からサプリメント愛用者だったが、伯母の身体はサプリメントで作られているといっても過言ではない。

私の以前の仲間にも、風邪を引いたと思ったら、薬局で販売している高値のドリンクを買って飲むと、次の日にはだいたい治ってると自慢気に話していた人がいたが、栄養ドリンクは果たして本当に身体に良いのだろうか。

風邪を引いたと思ったら、まず横になって休むことが一番大事ではないか。そんな栄養ドリンクで肝臓がやられたら、そっちのほうが一大事だ。

以前、同僚から聞いたが「肝臓は濾過の仕事をしている一番重要な臓器だ」という。同僚は脂肪肝になり、医者から色々説明を受けたそうだ。

解毒やアルコールの分解など多岐にわたり、コーヒーや色のついた飲料水も濾過しているという。だから水はきれいなものを飲まなければならない!と水ばかり飲んでいたが…

毎日キッチンドランカーになってるみたいだから、それをやめたり、食事を変えるしかないよね。水で脂肪肝が治るわけがない。

何か食品を摂取して、下痢になるくらいならやめればいいけれど、臓器にダメージがくるのは怖いよね。

食品を食べ過ぎてアレルギーになる場合もあるし、過度が一番怖いわけである。

ヒトの個体はヒトそれぞれであるから、やはりここはしっかり自分で見極めることが重要だよなと。

CMに※個人差があります ※個人の感想です という表記が現れ始めたのを見たときは、以前はあれほど推していたのに、やはり人々が機能性表示食品の見直しを始めたからなのかもしれない。

いくら芸能人が「私もオススメします」と謳っても売れない時代に突入してしまったのかもしれない。

今回の小林製薬は紅麹の管理が悪かったせいだが、機能性食品はこれから本当に身体に良いものかが問われていくだろうと思う。

まぁ普通に販売されてる食品も、過度に食べ過ぎると毒になることもあり、添加物が悪いわけでないこともある。何でも食べ過ぎれば毒というだけの話である。