パニール

 

父が入院してから牛乳が余って困る。退院したあと宅配の牛乳を2本に戻したあとにまた入院になったためだ。

先週、父に病室の冷蔵庫にある牛乳を持って帰れと言われたとき、家の牛乳も余ってるのになぁとショックを受けたが、とりあえず、酒粕チーズケーキと、酒粕ミルクを作ったが、宅配牛乳が余ってしまった。まだ賞味期限までは日にちがあると思っていたら、あっという間にその日は来るわけで。

1本どうにかして!とヘルプが入ったので、カサを減らすためにとりあえずカッテージチーズを作ることに。

カッテージチーズにしたらサラダやケーキに使えるし…あ。パニールを作れば、カレーと食べれたりするよなぁ。ということでパニールを作ることにしました。

作り方はカッテージチーズと同じ。沸騰させた牛乳にレモン汁(or酢)を入れ分離させ、キッチンペーパー等で水気を切ります。出来た固形物がカッテージチーズ。

パニールはさらに水気をしっかり切って、硬い状態にしたものです。

インドではこれをカレーにいれたり、フライにしたり、デザートにしたり多種多様な料理に変化します。

今回パニールに合わせるのはサグカレーにしました。ほうれん草のカレーです。材料を買ってきたら作る予定。

本当はサグマトンカレーが食べたいんだけど、これはカレー屋さんに行かないと食べれないので、作るのは無理っぽい。

むつ市には「DIYO」というカレー屋さんがあって、コロナ禍前まではよく行ってたんだけどね。一緒にカレー食べてくれる友人と疎遠になってしまい、たぶんもう行かないだろうなぁ。

そんなわけで、ラム肉を買ってきてそれっぽく作るか、チキンで我慢するか。ご飯よりナンが食べたいから、ナンを作るつもりだ。

以前、運動公園前にインド料理レストランがあったころ、たぶん14〜5年前くらいかなぁ。メニューにパニールのフライがあって、パニール食べてみたい!と注文したんだよね。

パニール!まぁ牛乳の風味がちょっとする白い塊。ってな感じで。フライだったからケチャップつけて食べたけれど、もうケチャップの味しかしなかった。

チーズが苦手な元友人がチーズと聞いてしかめっ面しながら匂いをかいでから食べたときは、カッテージチーズと紹介したのにカッテージチーズを知らないのかと、その時初めて、彼女は世間知らずなんだなと思った。

当時、自分は情報通だと色々何でも知ってると自慢していたが、漢字の読み方の間違いや使い方を指摘されるたび、「私は悪くない。だってずっと使ってきても誰も指摘しなかったんだもの。」と言っていた。カッテージチーズを無発酵のチーズだと教えたのにも関わらず、匂いを嗅いでから食べたのには、かなり引いたが、頭が良い人ならば、無発酵の時点で匂いがないのがわかるはずだと。ちなみにピザに使われるような溶けるチーズやプロセスチーズが発酵タイプのチーズである。

匂いがするといっても、私みたいにチーズ好きな人にはチーズの匂いはたまらないものがあるが、苦手な人は苦手なんだろう。

しかし、彼女は万年蓄膿症で鼻がつまっており、匂いを嗅いでも匂いがしないのである。

匂いといえば、バナナを使ったパンを作って差し入れしたら、「バナナの匂いがしないからバナナパンって言うのはおかしい」って言われたこともある。

ちなみにバナナはケーキやパンに使うと匂いは消える。バナナの匂いがするケーキは香料が入っていて、バナナは入っていない。そもそもバナナの匂いすら鼻詰まりで嗅げるわけがないんだから、黙っとれ🤬まぁ優しい私は翌年の誕生日にバナナエッセンスを贈りましたわ🤭 その後、静かになりましたので、万事🆗ですわ。