下北半島も例外じゃない

 

2021年、政府は北海道〜東北にかけてM9クラスの巨大地震が発生するかもと発表したのは記憶に新しい。

https://www.sankei.com/article/20211221-TEYYQYBMB5KU7OWMLYXW6KD4CE/

 

南海トラフも来る来る言われてるけど、そこへガツンときたのが石川県大震災だ。珠洲市は以前から地震活動が活発化していたため、備蓄とかちゃんとしてるかと思いきや、意外とやってなかったり😰 水道管も木っ端微塵、道路も寸断されて海沿いの家屋は90%が壊滅的な状態だという。

これって、下北半島も例外じゃないのよ。

これ下北半島の地図ね。(ちなみに右側の斧みたいな形のほうです)

まず、道ね。主要道路がほとんど海側にしかないの。今は縦貫道路ができたんだけど、山間に盛土してね作ってるから、絶対崩落するでしょコレ。

3.11のときは岩手県の主要道路が崩落したため、下北半島にガソリンや灯油の輸送ができなくなったって、以前、Twitter時代に知り合ったフォロワーさんが輸送の手配に関わってたって教えてくれましたけれどね、陸路がダメなら海路って、でもそう簡単でもなかったらしく、彼女の会社の方々の尽力がなかったらと思うと…10年前はありがとうございました🙇

海沿いの主要道路は津波が起これば一発アウトだし、山沿いは崩落や土砂災害もあるし、冬場は雪に閉ざされてるから通れないし、今、能登半島陸の孤島化しているけども、下北半島も例外ではないのです。

 

大間町佐井村風間浦村東通村、脇野沢、川内は道が寸断されるともうヤバいよね。大湊地区はまだ自衛隊基地あるけど、下道は海沿いだし、上道は土砂災害の危険あるし、かといって川沿いもやばいし、田名部は平野だけど小川町とか柳町の一部に台地があって土砂災害の危険性がある場所もあるし、

M9クラスってどれくらいなのか想像つかないから、備えって大事だよね。と最近よく両親と話している。

まず地震速報が鳴ったら、すぐに逃げる準備をする。揺れが収まったら家屋から避難。津波が来る場合に備えて近くの高い場所へ。

ただ隣家の外壁が地震のたびにギシギシ揺れているときがあって、むやみに家を飛び出したら、その外壁が降ってくる可能性もあるよと母に忠告したけれど。意外と屋外も安心ではないと言ったら、

「じゃあ車庫に逃げればいいじゃない」って車庫が一番壊れやすそうだけどな😂

 

ニュースを見てたら被災者が口々に

「断水と停電を早く復旧させてほしい」って言うんだけど、町の道が崩壊してるの見てないのかな?と思った。珠洲市は水道管が全壊してて治る見込みはないらしいし、

電柱が傾いたり、倒れたりしてるのも見てないのかな?避難している場所の付近は目に見えて崩壊していないのだろうかと疑問に思ったけれど、

電柱が地震で倒れる=停電になる、だから地下に埋めると倒壊はしないから、ほらもう大丈夫?

いやいやいや😂 揺れで地面が隆起したり、道路が崩落してるんだから、地下に埋めても意味がない気がするんだけどな〜

3.11の大震災から10年経ったけど、地震で停電になった際、暗くなってから避難するためには懐中電灯が必要だったりするわけなんだけど、電気を使わない電灯とか非常灯みたいなのが町にあるといいよね。

あ…でも地中に埋まってると隆起してダメになるし、電柱タイプもダメなら…何か良い案はないかしらねぇ。

工事関係者が使うソーラー式三角コーンはなかなかいいよ。

近所に設置されてるけど、夜になると点滅してる。

しかし最近の街灯が、ほとんどLEDライトになってから、余計に町が暗くなった気がする。羽田空港の滑走路より暗いよ、田舎の道は。

 

滑走路といえば、むつ市には自衛隊基地の滑走路の他にも山間に滑走路がありまして、戦時中の名残のようなもんだが。

父が「大地震が来たら、そこから逃げればいいんじゃないか?」って言ってたんですけど調べてみたら、

飛行場はすでに役目を終えていて、飛行機などの離発着はできなくなっているそうですよ。

http://home.p04.itscom.net/yama/Kabayama/Kabayama.htm

 

逃げる場所はどこにもないのである。