グリム・リーパー

 

昨日は突如、母も買い物に行くことになり一緒に歩いていったけど、これがあっち行ったりこっち行ったりで本当に疲れ果ててしまいました。

帰りに畑に寄ったら、くるみの切り株にキノコがたくさん生えていて、まだまた長く収穫できそうな感じ。季節は冬になったけど、自然は力強くてたくましいね。

キノコを刈り取る母の手(出演中)

 

昨日は夕方から作業したりしてしまったため、疲れと坐骨神経痛でなかなか寝付けず、それでもよく眠ったほうだと思う。何回か寝返りは打ったし、よく夢を見たがほとんど覚えていない。

しかし朝方に見た夢は、どう表現していいのかわからない夢であった。

 

黒いマントを着た男性が魔術師を名乗る3人の男女に取り囲まれている。彼を助けなくては!そう思い駆け寄ると、彼は呪文を唱え、足元の木の割れ目から幽体となって飛び去った。マント!マントがないとダメでしょ!私はマントを掴んだ。その瞬間、

どこか闇に落ちていたのだ。見渡す限りの闇。助けてーと叫んでも誰も気がついてくれない。どんどん沈んでいく気がした。

助けてと何回か叫んだときに気がついた。これは彼の闇ではないか、と。彼は人間の肉体も持っていて、あの世とこの世を行き来できる。知り合ってまだ日は浅いけれど、彼が困っているならば助けたい。だが今、彼は幽体に戻り弱っているから、たぶん私を助けにきてはくれないよね。

闇に何時間いたか、わからない。ただ漂うだけ。あれ?私、流れてない?あ、マント。私には彼のマントがあったのだ。そのおかげで浮遊しているようだ。闇に流れがある。川のようだ。上に手を伸ばす。ちょっと明るくなっている気がする。ここだよ、私はここにいるよ。

手に何か当たった。川に浮かぶゴミか?私を支えることもできないくらい小さい。大きいゴミが来たらつかまってみよう。

その瞬間はすぐ訪れた。何かをつかんで身体を浮かせた。次の瞬間、私の身体は空に舞っていた。

キャー何アレ!声のする方を見るとイカダで川遊び中の若者がいた。

私はマントの影響を受けて黒い鳥(カラスかコウモリ)になっていたらしかった。

空からの俯瞰で地理全体を見る。そこはニューヨーク近辺だった。右側の川?にピンク色の船がいた。あれが噂の船かもしれない。私は船に飛び乗った。

船の中では子供達が歌っていた。まるでディズニーアニメのようだ、と思ったが内容がブラックすぎた。

私は○○で誘拐された、私は✕✕で連れ去られた、誰も気がついてくれない、いつになったら助けにきてくれるの

まさか孤児がたくさん乗ってる桃源郷のような世界は作られたもので、そこはパラダイスではなく地獄そのものではないか。孤児ではなく誘拐だと?

しかし今、私には彼らを助ける力はない。彼に来てもらっても子供達に希望や元気、勇気がなければ成立しない。そこを何としてでも抜け出したいという強い願いがなければ。

彼を助けるために闇落ちした私も、誰も助けに来てくれないと諦めるところだった。チャンスが来て、それを掴んだ。それが子供達に伝えたいメッセージだ。

そうだ、マントの魔力を借りて…私は子供達に勇気や希望を持ってと伝えようとしたのだが、途中で目が覚めてしまい…アラームが鳴らなかったら、きっと最後まで見れたはず。

ちなみにグリム・リーパーは日本語で○神。この名前を口に出したりするだけで、神様がやって来ちゃうって聞いてから、迂闊に言葉にできなくなった。ちなみに金銭に関するB神も噂されると、すぐにやって来ちゃうって話だ。

まぁ夢の中では知り合いだったみたいだけど、肉体と幽体を併せ持つなんて、すごいよね。まだ神様にはなってない見習いなのかもしれないね。

闇はすぐあなたのそばに。って言葉が浮かんだ。手を伸ばせば届くところにある。表裏一体。この世が表ならば、あの世が裏なのだろうか。

あそこには戻りたくないなぁ。