「レシピ通りに作っているのに失敗するのは何故 」記事を読んだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/033089d0bb7a326ad3ec388334b877412917ab97
cookpadの影響で素人が料理や製菓、製パンの基本的調理方法など適当なまま、レシピを作っているせいもあるかもしれないな~
チョコレートは本当にデリケートな食材でクーヴェルチュールのようなチョコレートはテンパリングが大事。
それをバレンタインに素人が見よう見まねでやっても、上手くいくわけがない。
1度でも温度を間違えると固まらなかったり、白い結晶が出ちゃったりする。
私は製菓専門学校でテンパリングに苦戦したから、もうチョコレートは頑張らないことにしている。
簡単なケーキはやっぱりブラウニーかなぁ🤔 ブラウニーはアメリカのお菓子で、混ぜて焼くだけで完成する。
って、世の中にはチョコレートを使ったお菓子のレシピが無数に出回っているけれど、ブラウニーが、はたまたガトー・ショコラがどこの国発祥のお菓子か知らない、それが前提にあり、日本独自というか、基本的な作り方を無視して、新しいケーキを作り出しちゃう。
先日見たレシピ、ガトーショコラって書いてるけど、作り方がブラウニー。
ちなみにガトーショコラはフランス語だよ。ガトーがケーキという意味だから、
レシピに「ガトーケーキ」とかつけてる人はちょっと勉強したほうがいいかもしれない。
ガトーショコラはメレンゲを使って、濃厚なチョコレートをしっとりふわっとさせているけど、ブラウニーは混ぜるだけだから、どちらかというと重くてジットリ系。
でもブラウニーはチョコレートを使わないレシピもある。以前いた国際交流員のレシピはココアのみだったのに、チョコレートブラウニーっていう名前だった。
チョコレートとココアは別モンだ(笑)
お菓子作りの基本的調理方法を知らないまま、いきなりお菓子作りを始めたら、そりゃ適当にやっちゃって失敗するだろね。
昨日、TVでタサン志麻さんの調理専門学校時代をやっていたけど、あの志麻さんも最初は失敗ばっかりしてたんだなぁって、もらい泣きした🤧
私も同じ専門学校出身だけど、パティシエにもなれず、今はただの人だけど。学校で切磋琢磨しても、パティシエになれるのはほんのひと握り。
私の場合は洗剤アレルギーになって手荒れが酷くなって辞めたんだけどさ、心無い上司とかからは「手袋をしてやればいいでしょ」って、食品を製造する上での衛生管理もそうだけど、手袋で手荒れが悪化するの知らないんだろうね。
ちなみに洗剤アレルギーを繰り返していたら、汗疱(かんぽう)という自分の汗にアレルギーする病気になった。これは一生治らないんだそうだ。
志麻さんが行った辻調理師専門学校のフランス校、実は製菓部門もあって、私も行きたいなぁと思ってたんだけど…
アレ、日常会話が全部フランス語ができないとNGなんだって。私はフランス語科目ダメだったし、前期と後期の6ヶ月間だけだけど、かなり高額な授業料と滞在費、渡航費がかかるって聞いて、2年次は大阪の製菓専門学校にしたんだよね。
うちの仲良かった同級生が行って、その後、学校の講師になったって聞いたときにゃ、ふわっとした女の子だったけど、仕事が出来たんだなぁって思ったよね。
フランス校行ける人はエリート級のエリートだけど、お金持ちじゃないと無理💦
ま、そこまで行ったとしても卒業後どうなるかは自分の生き方次第なんだろうけどさ。
私はお菓子作りするとき、プレゼントする相手の顔を思い出しながら作る。
喜んでくれるかなぁ?食べてくれるかなぁ?私を思い出してくれたらいいな🤭
お菓子作りでも料理を失敗する人は、ネットで拾ったレシピではなくて、ちゃんとした方が作った本を読んだりするといいかも。
以前、母の友人のお孫さんから「お菓子作りを教えて」って言われたけど、お孫さんは何を作りたいか明確に定まっていなくて、お菓子作りというのは知識が必要だから無理しないで。って断った経緯があった。
シュークリームのシュー皮とか、スポンジ生地だって作り方は何通りもあるし、クッキー生地も然り。
パイが作りたいとか言われても、素人にパイ生地を教えれるわけもなく。練り生地は簡単だけども、折り込み生地はね…冷凍パイシートを買った方が安いよ。
お孫さんは看護師を目指して大学行ってる最中の夏休みだったから、時間ないでしょ。お菓子作りしたいのも、たぶん暇を持て余してるだけだったけど。
じゃあ簡単なブラウニーなんかどう?ってレシピをあげても良かったんだけど、お菓子作り初心者が簡単に作れるお菓子と言ったら…うーん🤔
意外と難しいのよね。ただ混ぜるだけといっても、混ぜ加減をね説明するの考えただけで、混乱したの言うまでもない。
昔、パン教室、開いてたとは思えないくらいに混乱したわ(笑)