承認欲求

 

昔、母から

「迷惑をかけない人間になりなさい」とか他人へ迫害しない、良い子供でいなさいと言われ続けた。

私は自分自身が普通の人間だと思っていたら、そうではなかったようだ。

 

小学3年のとき、転校生が来て、今まで仲良くしていた同級生を奪っていったのを機に、なぜかいじめられ始める。

 

小学4年~6年までの担任教師から目をつけられていたらしい。それを当時、私は知らなかったのだが、

「〇〇ちゃん、おませで目立ちたがり屋で困っています」とか教師は母に言っていたそうだ。

実際のところ、同級生からは目の敵にされ、教室では一人ぼっち。目立つような行為をしたら、体育館の裏に呼び出されるわけで。

 

ませたガキ扱いされたの意味不明だけど、女子の友達いないから、男子の友達といただけで、放課後、野球部の球拾いとかしたり、一緒に帰っただけなんだけど、

M先生には「〇〇ちゃんはませたガキ」に見えたのかは知らんけど。

 

母曰く「M先生のお姉さんは良い先生なんだけどねぇ、実はM先生嫌いだったの」

M先生の姉は保育園の先生やってて、すごく優しくて良い先生だったんだけど、M先生はえこひいきする嫌な教師だったらしくて、母は面談が1番嫌だったと後から聞いた。

 

中学時代は紆余曲折あったけど、それなりに普通に生活してた。

相変わらず同級生から目の敵にされてはいたけど、「自分は空気」と思って生活してたよ。

 

高校時代も最初は良かったけど、3年のとき、また同級生からいじめを受けて、出席日数足りなくなるから、あんまり休むなって担任教師に言われたとき、虐められてるから教室にいたくないと相談したら

 

「いじめ?お前のその態度がダメなんじゃないか?」

 

(;゜∀゜)イヤイヤイヤイヤ...担任は信用ならんわ。

 

その後、頑張って学校行ってたら、担任教師に

「お前が虐められてたって言ってたけどな、あいつらに聞いたら、遊んでただけですよって言ってたぜ」

 

おいおいおい:(;゙゚ω゚):そんなの加害者側に聞くなよな。

 

その後、当たり前だけど、いじめが加速したの言うまでもない。

三学期は登校日が少なくて良かったけど、卒業式のとき、担任教師から「あと2日足りなかったら留年してた」と聞かされる。

 

それもこれもお前のせいでもあるんだよ、担任教師め。

 

あれ以来、高校時代の同窓会とか絶対行ってないし、行くつもりもない。

 

東京の専門学校、たった1年間。目立たないようにしてるのに、雑誌からインタビューを受ける。体験入学を経て専門学校に入学した人だからだそうだが、

 

そのせいでクラスメイトから目の敵にされる。さらに同じ寮に住んでた女子からも無視されるようになった。

 

二学期が始まったら、いじめがなくなったの、仲が良かった男性講師が学校を辞めてて、なぜか皆が同情して話しかけてくるようになった。

今まで仲違いしていたクラスメイトととも打ち解けて、無事に卒業。

 

2年目、大阪の製菓専門学校、こちらも1年間。目立たないようにしたいのに4月下旬、同級生から告白されて、いざ表舞台へ。

 

(;゜∀゜)イヤイヤイヤイヤ...止めてくれよ

私は勉強に来てるんだ…と断る。

 

1年目のとき、同じグループの女子が彼氏ができて、夜遊び激しくなって学校を辞めたから、高い授業料払ってるのにさ。

 

恋愛なんかしてる場合じゃない。ってかそのまえに好みじゃなかった(笑)

 

二学期に入ったら、グループ編成された。一緒にご飯を食べていた人がいきなり私をいじめ始めた。

 

お昼休み中、寝たフリしてたら、

「〇〇ってさー、八方美人だよね。色んな人にいい顔してさー、あたしそういう女嫌い」

 

(´º∀º`)ファーwwwお前そんなん思ってたのか

 

一緒にいる女子は大阪民とか兵庫民で、私に苦言したのは山梨民だったけど、大阪民は結構発言力ある女子だったから、

 

そっち側に行ったんやな~と思った(笑)

青森民よりはレベルが違いすぎるもんな。

 

あぁ、またいじめられんのかいな、私の人生って思ったら

大阪民女子「そんなこと言いなや、誰とでも仲良くなれるのは良いことやないかい」

 

って言ってくれて、懐の広さに涙が出そうになった。

 

さも、今起きましたよ風に立って、トイレに行ったら、神戸民女子とすれ違った。

 

神戸民女子「〇〇、あんたさっき起きてたやろ」(o´罒`o)

私「××さんが助け舟出してくれて、本当良かったわ…」

神戸民女子「あんたも大変やな、ああいう輩から目をつけられて」

 

その後、新潟民女子と仲良くなった。卒業後も連絡取り合うくらいだから、専門学校時代は人間関係が良かったようだ。

 

21歳から働き始めて、紆余曲折あったけど、いやありすぎた。普通に目立たないように生活してるはずなのに

当時の専務(今や会長)から「ミスおしまこに出場しなさい」って言われたり、

 

24歳のときは「国体に出たけど今はただの人」から目の敵にされ、虐められる。

 

結婚前提で交際し始めた男性と同棲したのはいいけれど、かごの鳥状態でモラハラとセクハラにあい、男性不信になってしまう。

 

人見知りで目立ちたがり屋でもないのに30歳でボランティア活動をし始めてしまう。

 

ボランティア団体で仲間ができて、やっとで自分の居場所を見つけた気がしたのに、安心したのもつかの間、団体が解散。

 

運良く今のイベント主催者に声をかけてもらって、以来13年間イベントの企画&制作に携わっている。

 

人見知りはボランティア活動で改善された。長年、他人からの迫害にあってきたので、自意識過剰になっていたのも解消。

 

意外と他人は自分のことに精一杯で、他人のことなんか見ていないっていうのを、30代半ばに知る。

 

それでも「自分が認められたいがあまり他人を蹴落としてでもやる」人はたくさんいる。

一緒にボランティア活動してきた仲間と思った人達がそうだったもの。

 

ボランティア活動中にアンチから言われた言葉がこちら

「このイベント△さんの主催でしょ?なんであなたが目立とうとするの?」

 

(;゜∀゜)イヤイヤイヤイヤ...主催はイベント会社ですよ。△さんはボランティアの1人です、と説明すると

 

アンチ「え?△さんは私のイベントだって言ってたし!」

 

(;゜∀゜)イヤイヤイヤイヤ...△さん、人に認められたくて平気で嘘つくの辞めなよ

 

私は基本裏方なので、目立とうと思ってはいません。

 

△さん、とにかく目立ちたくて、私が企画した案は自分が考えた、ダンボール工作は私が作らせたと周囲に言ってた。

 

だからアンチは、皆、私が△さんの仕事を奪って私が目立とうとしてると思ってる。

 

いや、だからね。目立ちたくてボランティアをやってるんじゃないのよ。

手伝ってほしいって言われるから、手伝ってるだけなんだよね。

 

イベントで知り合った同年代の女性から言われた

「イベントに参加すると〇〇さんがいるから、なんか安心したんだよ。ずっと友達になりたくて、声をかけたかった」

 

嬉しかった。20代まで「私は空気、透明人間」と思いながら暮らしてきた。30代になっても他人に迫害され続けてきて、THのトラウマからはまだ抜け出せてもいないけど。

 

彼女なら大丈夫と思った。大阪の専門学校で仲良くなった女性に似ていた

 

そういえば、彼女も同じようなことを言っていた

「一学期の頃から、ずっと友達になりたかったんだよ、〇〇は入学式からすごく目立っていた」と。

 

空気になれ空気になれと思いながら自分を消し、人に迷惑をかけないように生きてきたのに、知らず知らずに目立っていたとは…これ如何に。

 

誰かに認められたい承認欲求は特にない。

イベントは誰のためにあるものか。

 

主催している人?否、参加者が楽しむためのものである。故に私は裏方なのだ。

 

今日も誰かのために創作活動しているのである。