昨日に引き続き、部屋に何やら居る。しょうがないから部屋を暗くして寝たら、やっぱり悪夢を見た。
ホテルのロビーにいる。どこからか避難してきたのか荷物がいっぱいだ。
ずっと床で寝てたからベッドで眠りたいと家財道具を持って移動し始める私。
途中で荷物が転がり落ちて私物が床に広がった。慌てて拾ってると傍らに見知らぬ男性
「そんなに慌てて、男の荷物でも入っていたか」
は?誰あんた。
男性はなおも「絶対付き合ってる男いるだろ!俺に声をかけてきて、何を企んでる!?」
やべぇ、ちょっとおかしい奴につかまったのかも。ここでひるんだら負けだと声を荒らげたら、男性がすくんだように見えた。
足早にロビーを去り、逃げ込んだのが地下。厨房付近にいると、料理人がバイトと勘違いした。
このバイト、仕事しないんだよ。とたしなめられ、料理を運んだ先が居酒屋。
2階席から1階へ降りる。玄関に人影。
いらっしゃいませー。客を案内する私
階段付近で料理人とお客様が話をしている。
オーナーの娘の賭けにかったら、高額馬券あげるって噂の馬券だよねアレ?オーナーの娘って美人?見たことある?
額に入った馬券を見上げる客。
私は「あーアレ、以前の居酒屋のときのオーナーのですよね、娘さんいるんですか?」と話に加わった。
料理人はヤベッと逃げた。何で逃げるかな。
また客が来た。もう21時近くなのになかなか客が引けないな。
バイトの女の子が
「友人がきたから、私、今日バイトを終わりますね、仲間が〇〇さんを気に入ったから、晩酌してください」
は?そういう店じゃねーだろ、ここは。
私「あんたたち座った場所、通路だから、もう通れないし、ボトル入れて好きな濃さで飲んだら?」と言い残して離れた。
後ろで「落書きコーナーって何これ?」と声がした。
私「昔の居酒屋の名残ですよ、今、ここはホテルなので落書きしないでくださいね」と後ろを振り返ったが誰もいなかった。
気がつくと、階段下のベンチに眠っていた。
あのまま眠ってしまったのか、と寝返りを打った瞬間、誰かが布団に入ってきた。
髪の長い、細めの女だった。キツめの美人だが、知り合いではない。
(;゜∀゜)イヤイヤイヤイヤ...そっちに興味はねえぞ
腕を絡められた。腕は筋肉がなく細いイメージ。
またモゾモゾ動くので、何やってんだ?と見たら、両手にハサミを持っていた。
(;゜∀゜)イヤイヤイヤイヤ...刺殺されるんですか私ぃ。
女からハサミを奪い、そのまま女の胸にハサミを突き立てた。
私「私の眠りを妨げやがって!夢だからといって甘く見るなよ!」
女は薄ら笑い「私、このまま行くから」
え?どこに?と思った瞬間、夢から覚めた。
誰だ、あの女。現実でも知らない女だ。
モデル体型だけど、全体にヒョロって感じ。力がないから簡単にハサミを奪えた。
顔はキツめの美人。人の布団に勝手に入ってきて、何してくれてんの。
夢の中で夢だと分かってたなら、誰か聞けば良かったかな。
しかし、あのハサミ、全然尖ってなかったのに何の抵抗もなく身体に刺さったのが一番怖かったな。
そういえば昔、自分の不利な証拠が見つかりそうになった夢見で、暴露をしようとした女性を捕まえて、口を塞ぐつもりが首を抑えてしまい、勢い余って首の骨を砕いた夢を見たことがある。
手の中で骨が砕けた瞬間、夢から覚めたんだけど、アレは気味が悪かったな。
私は超人ハルクかよw
今日はもう眠れそうにない。