6月中旬に退院した父、その4日後に内視鏡手術で開けた穴(手術は1月で退院時は塞がっていたんだけど)から膿が出て、翌日月曜日に通院したのは10日ほど前の話。
自宅療養のはずが、体調が良い日に屋外で庭いじりしたり、眼科に通院したり、その度に体力を0になるまで使い切っては倒れて、夕方まで寝てしまい、起きたら食欲がないと騒いでは母を困らせる有り様。
入院時に病院食をきちんと食べていると報告を受けていたが退院後からまた食欲減退。
ご飯は噛めないので毎食雑炊。具沢山の汁物は拒否。しかしフルーツは大好物で食後のおやつはゼリーとフルーツ。最近買ってたフルーツゼリーが枯渇してきたので、手作りで缶みかんと黄桃を入れたゼリーを作ったが、これがなかなかサッパリしていて美味しい。だがこれ以外のおかずとなるものは全て拒否したり、食べてみたりの状態だ。食べられない状態に陥ったのは処方されている胃薬が弱いせいだと母。
また今日病院に行って、主治医に相談して薬を変えてもらったようです。やはりがん患者の痛み止めに処方される薬の副作用が強く出ていたそう。
今回はエンシュアという経腸栄養剤も処方してもらいましたが、これが甘い！激甘！(ちょっと試飲させてもらいました🤭)
エンシュアは色々なフレーバーがあるそうですが、母は抹茶とバナナ味を選択。しかし調剤薬局にいったら、抹茶は入荷されてこないし、バナナ味も今は在庫がないというわけで、コーヒー味1缶を試飲のために貰ってきました。
あれがコーヒー？というくらいコーヒーの味はしません。甘すぎるのでよく冷やして飲むなど対策が必要。凍らせたりしても良いならシャーベットにしたり、加熱なしで溶かしたゼラチンを加えてゼリー風にしてもいいかも。しかしとりあえず9日分だけなので、我慢して飲んで貰えればいいけれど、父には無理でしょうねぇ😂
実は退院前から、スーパーで販売しているゼリー飲料水(エネルギー補給タイプのもの)を飲んだりしてはいるんですが、やっぱり病院で処方される栄養剤のほうが栄養価が高いでしょうしねぇ🙄 本格的に食べられなくなったら、これに置き換わるんだよ？と夕食後に母が父に脅迫していたのをちょっと笑ってしまいました。
しかし、固いものやバサバサした食感のものが食べられないと拒否しているくせに、(温泉卵じゃなくて)ゆでたまごが食べたいと言ったときは…😕 温泉卵、美味いなぁと言ったときは「食べられるものが見つかった！」と内心喜んだんですがねー、飽きるのも早かった。
胃薬、整腸剤が変わったら、ちょっとは良くなるかな？しかし、しかしだ！元気になればまた動き回るので目が離せない。もう母は安心して出かけられなくなってしまったようだ。自宅療養なのに元気がありあまるがん患者って、すごい。褒めてはない。
八甲田山で熊に襲われ亡くなったむつ市民、実は母の知っている人だったみたいで。山好きで春は山菜、秋はきのこ狩りとよく山に行っていたみたいで。最後がそんな亡くなり方をするとは思ってもいなかったと母。山に魅入られ、山に散る。合掌。
