徒然日記〜夢はかく語りき〜

夢日記だったり、最近あった話など。

明晰夢

 

昨夜、知人男性が夢に出てきた。しばらく話をして場面が変わったとき、夢だと気がついた。夢だったら、また出てくるはずと呼び戻そうとしたら出てきたのは“怖い何か”だった。消しても消しても、どんどん出てくる。目を覚まさなきゃ、やっとで目が覚めて時計を見たら、まだ23時40分だった。

久しぶりに怖い夢を見たのは明晰夢のせいか、夢の中で夢だと気がつくと途端に怖い夢になる。深層心理が飛び出してしまうのだろうかはわからない。ただ怖い夢は自分が作り出した恐怖なのはわかっている。

今のストレス発生のみなもとは叔母夫妻だ。兄が頼りにならない今、確かに叔父や叔母にお願いしたりしているが、図々しさが顕著に現れるようになってきていて、血が繋がっている私でさえ、会いたくないと思うくらいだ。

父の病状は悪くなる一方で、主治医に入退院を繰り返すと言われた通りになっている。これは仕方がないことなので、入院中も退院後もいつもと変わらないように生活することにもう慣れてしまった。

ただ、母が精神的に不安定になりやすくなってしまったようだ。

5月中旬に退院した際、入院グッズを袋に詰めておいたほうが良くない?と提案したら、「入院を心待ちにしているみたいで不吉だ」と却下された。

しかし30日の夜に緊急入院になり、入院グッズを取りに戻る羽目になり、1階〜2階の荷物を探すのが凄くストレスになったらしい。父の急な発熱に不安なって母自身も神経性腸炎になってしまったせいもあった。

主治医との面談のあと、母に提案した。

「入院グッズを用意しとけば、やっぱり安心なんじゃない?発熱っていきなり来るから、退院したら洗濯物以外は全部、袋に入れておいて、いざというときに役立つはずだよ」と。

今後、発熱したら救急でかかって血液検査をする。腹部に炎症が見られたら入院。それ以外は自宅で様子を診ることになったのである。それを踏まえ考えたのが、

「発熱したら母と2人で救急に行ってもらう。血液検査で入院が決まったら、私が入院グッズを持って病院に行く」という手筈が決まった。これならば母が、病院と家を往復しなくてもよい。

昨日、突然体調不良になり、訪問看護師に来てもらって処置してもらったが、やはり病院にかかったほうがいいと言われた。入院になるかもしれない。とも言われた母は、早速入院グッズを袋に詰め始めた。準備完了。もう大丈夫。母の精神が無事であればいい。

しかし、父は癌患者。入退院を繰り返していて体力がない。先月から腹部の痛みを訴え、痛み止めが処方されているらしい。抗生剤はお腹の炎症を抑えるためで8時と20時に服用しているが、その他に痛み止めの頓服が出た。1錠服用して、痛みが治まらないときは1時間後にもう1錠飲めるという癌患者のための痛み止めらしい。

だけどこれ、飲んだ時間と数量を記録しなくてはならず、母は「服薬は父が全部管理してるから任せる」って言ったけど、激痛で辛いとき、そんなのできるわけがない。

私だって生理がまだあった頃、薬が効かなくて激痛で気を失ったこともあった。そんなときに管理などできるわけがない。そう言ったが、母は現実を直視したくないだけなのかもしれない。家で看取るということは、そういうことだ。

最終的には母が管理していくことになるんだよと言ったら

母「何事も練習していけばできるようになるでしょ」練習ってね、発熱もそうだけど痛みも突然来るんだよ?

昨日の体調不良にも慌てて不安になって食欲無くしてたし。私が昼食食べてたら、「あんた、お父さんがまた入院になるかもって時によく食べれるよね!」って嫌味を言われたけれど

「私達が倒れたらどうするの。暑いからちゃんと食べなきゃ、お父さん同様に母も入院になったら困るでしょ?」って言ってやったよ。まぁ母は不安定だけど、私に嫌味を言えるくらいだから、まだ大丈夫だなと思った。

午後から精力的に入院グッズを準備してるのを見たときは、頑張って乗り越えてほしいと思った。