精神的に弱くても生きている

 

うつ病とかそこまではいかないけれど、精神的に弱いのは自分でもわかってる。トラウマをいくつも抱えてるし、それに打ち勝とうともしない。

自分を勝手に「強い人だ」と分析したヒトがいたが、実際は精神的に弱いと知ったときに「○○さんて本当は弱い人だったんですね、ガッカリしました」と言われたことがあったが、だからそれがどうした?と返したことがある。

精神的に強いから偉いわけじゃない。弱くても自分は頑張って生きている、それで充分じゃないんですか?

父の退院が決まらない。まだ吐き気があるという。黄疸はだんだん数値が低くなってきたが、吐き気の原因がわからない。投薬治療しかないが、固形物を食べれるようになるまでにはまだ時間がかかりそうだと、今日の医師との面談で言われたが。

父は医師の前では気丈にふるまっていたが、母には「退院できないかもしれないんだ」と漏らした。

いやいや😂黄疸で入院したのが良くなれば、退院させるって医師は言ってたやないかい。

これぞ、the 病は気から。確かに癌を患っているがこれ以上、がん細胞を育たせないためには気持ちを強く持って、今を生きるしかない。吐き気がするのは死への恐怖かはわからない。

私も気鬱になると食欲不振になって吐き気を起こしたりするもの。誰だってこういうときは弱気になるけれど、どうやって励ましたらいいのだろう。

今日は久しぶりに母と会えたので、かなり長く一緒に話していたけれど、今後は母も着替えを持っていって、父と話す機会を設けるって言ってたから、もっと前向きになってくれたらいいなぁ。

でも確かに黄疸は癌のせいなんだけど、食欲不振や吐き気も癌の症状の一つで、それ以外の症状はまだないから、吐き気さえ良くなればいいわけで。

ただこれ、精神的なものが要因にあると私は思ってても主治医が「それはないです!」って断言したとき、15年くらい前に内科にかかった際に同じようなことを言われたのを思い出した。

あれは病院の電話交換手をしていた頃、上司のパワハラで毎日のように神経性胃炎になり、薬漬けの日々を送っていた。ある日下痢が止まらなくなり、内科を受診。その時の医師が大御所K先生だったが、ノロウイルスなどの細菌は見つからなかったが、何か下痢になるようなことに心当たりはないか聞かれ、上司からのパワハラで精神的に参っていると言った瞬間

K医師は笑って言った

「○○さんが?パワハラでくじけるような人じゃないでしょ?」

はい?何で内科の医者って、どいつもこいつも精神的に参っているのを馬鹿にするんだ。お前らの精神が強いのは偉いのか、THみたいな考え方だな。

その後も過呼吸の初期症状みたいな梅核気になり内科を受診、逆流性食道炎かもねと胃カメラ飲んで無事に死亡。

鼻水とヨダレにまみれながら、医師から

「○○さん、食道も胃もすごくキレイですよ!」と褒められたが、それで?

もうメンタルヘルス科を受診するしかないのかと思ったら、予約できるまで3ヶ月待ちって聞いて、そんなの我慢できないよ!って異動願い出したのが4月のことだった。

違う科に無事に異動したが、喉の調子も良くなり仕事に慣れてきた頃に、帰宅中に自転車ですっ転び、利き腕を骨折。折しも36歳、前厄であった。忙しい部署だったのでクビになったが、実はここも人間関係がすこぶる酷い場所であったわけで、骨折もして四十肩にもなったり、手首を痛めた影響で1ヶ月ほど手の平を見れなかったりしたが、鬱病になるまえに辞職できたのは良かったのかもしれない。

精神的に弱くても、別にいいんだ。悪いことではない、強がって誰かを傷つけたりすることもない。

父が元気になるように、もっと前向きになるように支えていかなければと思った。でもどうすればいいんだろうね。