熊だらけの夢見

 

今日は心霊現象がなかったけれど、残虐的な熊の夢を見た。

山間の村。庭先は崖という風景。その庭に子熊が迷い込んできた。親熊は何日も姿を表さなかったので家人はつい親心を出してしまう。子熊は人を恐れず、犬や猫と仲良く遊んだ。だが家の扉を開けて入ってくるようになり、風除室に鍵をかけようと話し合っていた矢先、犬が襲われてしまう。

子熊を殺すことに躊躇していた家人だが、ついに大祖母様がナタを振り下ろし、子熊を仕留めることに成功したのだが、騒ぎを聞きつけてやってきた村人に囲まれた。

「子熊でも見つけたら、すぐ殺す、それが掟だ」そうだ!そうだ!

「子熊可愛かったんだべ?んでもなぁ共存はできねーんだ、これでわかったべ?」長老タイプの婆さんが嘆かわしいと顔を背けた。

もう見てられん!とテレビを消した瞬間、夢から覚めた。え?夢だったの?って感じ。あまりにもリアルで、犬の悲鳴?が耳にこびりついてて、悲しくなった。

5:33だった、二度寝できそうにもないと思っていたが、ちょっと眠れたみたい。

でも見た夢が、私は出てこない夢だった。

 

年配のアメリカ人男性。別荘地にいる。つかの間の休息。ちょっと裏山登ってみようかなと丘を登っていくと、岩のあたりに熊のような白い毛並みの動物がいた。その距離10メートル。毛の白さが岩の白さと同化しているように見えて神々しくて神かと思って見とれてしまった。

翌日仕事のトラブルで自分だけ会社に戻ると、部下からニュースが飛び込んできた。

「奥様が熊に襲われて亡くなったそうです!」

昨日の熊か、私はお前を殺さないでやったのに何故妻を!とがっくりうなだれるアメリカ人男性を見ながら夢から覚めた。

 

今回は残虐ではなかったのですが、やはり熊案件でしたね。こうも立て続けに夢に見ると疲れてしまいますね。

1回目の山間の村はぽつんと一軒家みたいな感じの山奥でしたがちゃんと集落でした。山で暮らす人間も熊とは共存できないのなら、里山や街の近くで暮らす人間もまた共存はできませんよね。

12月になりましたが、冬眠に失敗したヒグマが街に降りてきたとかニュースを見ましたが、絶対会いたくない動物ですよね。

夜行性だからこそ、街の暗い場所に潜むでしょう。ある意味トラップですよね。夜は出歩かないほうがいいでしょう。