タバコ休憩 - Laddo355’s diary

「タバコ休憩は給料ドロボー？」という記事がありました。

あれは20数年前にいた会社の出来事です。

女性社員が7名、そのうちの3名が喫煙者でした。勤務体制が朝勤、昼勤、深夜勤とあり、お昼休みがバラバラで、喫煙者の誰かが昼休みに入ると、必ず決まって、ほかの2人もタバコ休憩と言っては休憩室に入り浸っていました。

タバコ休憩といえば、出来れば5分くらいで戻ってきてほしいのですがね、3名の方は年上でリーダー格でもあったので、仕事が進まず、私が嫌われ役になって、やんわりタバコ休憩についてお願いしたところ、「吸わなきゃやってられねーんだよ」と返答されました。

吸うなとは言っていません。15分以上入り浸るな、5分で吸ったら戻って欲しいと言っただけなんですがね。

社長はタバコ休憩について、とやかく言う人ではなかったので、一言物申した私だけが悪者になった感じで、イジメにあい、仕事を辞めました。

しかし、その後、会社の事務方の男性にたまたま遭遇したときに聞いちゃいました。

喫煙者の3名のうち、1人がクビ。1人は辞職、もう1人はまだいるけど、たぶん辞めるだろうと。

何があったんですか？と聞いたら、

タバコ休憩をしたまま、休憩室で寝ていた1人が社長に見つかり、その場でクビになったという。

私がいた頃はタバコ休憩くらいさせてあげたら？と社長が肩を持ってしまったので、3名が社長は味方だ、何をしても怒らないと思ったらしい。その昼寝をしていた人はたびたびタバコ休憩に入り、年下の社員は注意できない。とうとう社長に直談判。社長を昼寝中のところに手引きして、クビにしたという経緯があったらしい。

その後、もう1人も辞職して、あと残っていたのが「吸わなきゃやってられねーんだよ」って言い放った事務員の女性だった。

まぁ、ここの会社、立ち上げたばっかりの経験者不問の寄せ集めみたいな会社で、はっきり言えばブラック企業だったかも。

経験者不問で集まったのはタバコ休憩のマナーやルールもわからない大人になれない20代の女性達だった。

吸わない人間にはわからない。とか言われたけど、ルールやマナーを守ってこそのタバコ休憩なのではないだろうか。

事務方の男性社員さんから、

「もうあの2人はいないよ、戻ってきたら？」と言われたが、タバコ休憩のお願いをするとき、後ろに一緒にいた年下の社員はみんな、私が悪者になった途端に手のひら返しをしたんだよねぇ。社長だってさ、3人に嫌われたくないから、私だけを悪者にしたらしいけど、やっぱり女社長って、苦手だわ～。女の敵は女ってことだ。

あれから喫煙者を何人も見てきたけど、仕事をサボってまでタバコ休憩している人はいなかった。やっぱり彼奴らは特殊だったのかもしれない。