薔薇ジャム

 

今日の夢は騒がしい夢見であった。

 

近所の神社が改築されたが、ちょっとしたテーマパークみたいになってた。

最新式らしい。いや、SFだよ、これ。

 

おみくじ買って船形の乗り物に乗り込むと、祝詞が鳴って、乗り物はそのまま神社の中へ行く仕組みだった。

 

友人4人と行ったら、席が3つしかなくて、おみくじを買うのにモタモタしてたら置いていかれた💦

後を追うも、神社内にはいなくて、船形の階下は喫茶店になっていたが、そこにもいなくて途方に暮れていたら、見知らぬ男性から声を掛けられた。

 

茶店で色々愚痴を聞いてもらったら、スッキリしたらしい。御礼するよと申し出ると、柑橘類が好きだという。柑橘類は色々あるけど、何がいいのかな?

男性は照れた様子で「金柑がいいな」と言った。なぜ照れたかはわからない。

 

私も金柑好き。美味しいよね!と話していると、見知らぬ女性が近づいてきた。

 

女性「貴方がお菓子作りが上手な方?」

なんだ、いきなり。

 

女性「わたくし、大好きな殿方にプレゼントしたいお菓子がありますの。薔薇ジャム入りの黒マフィン、これですわ。」と女性は写真付きのレシピを渡した。

 

うわー、黒いマフィンから赤い薔薇ジャムが…見るからに不味そうだわ。

ちょっと黒魔術的な風味なの。

 

ココアは黒いココアもあって、たぶんそれを使ってるけど、市販では売ってないかな。竹炭パウダーもあるし、食用色素の黒もあるけど、そこまで黒にこだわる必要はないんじゃない?とアドバイス

 

問題は薔薇ジャムよ。薔薇ジャムも手に入らないし、無理じゃない?と言ったら

 

女性「相手に想いを伝えるためには手作りの薔薇ジャムがいいんですって、レシピに書いてありますわ。」

 

ジャムのレシピはない。

お菓子作りができるといっても、ジャムが作れると思うなよ。レシピがあれば何でも作れるけどさ。

 

と考えあぐねていると、喫茶店の人が1冊の雑誌を渡してきた。

 

「これに魔法のレシピが色々載っていたような気がして」

 

゚+。:.゚おぉ(*゚O゚ *)ぉぉ゚.:。+゚ありがとうございます!

 

あった!薔薇ジャムの作り方。

なになに?薔薇の花を1枚ずつ取り洗って、水気を拭き取ります。アジウムに漬けて1晩置きます。

 

アジウムってなんだ?雑誌を探すと、アジウムのレシピを発見。

 

夜露の雫にラズベリー等を漬け込んだハーブ水みたいな感じだった…わぁファンタジー

 

一同、絶句。

 

いや、アジウムは用意できないって、

 

女性「え?アジウムって媚薬要素なんじゃないんですか?入れた方がいいです、絶対に!」と暴れるさん。

 

媚薬に頼らなきゃいけないなんて、そのままで十分だよ、とも言えない容姿であったので放置した。

 

とりあえず薔薇ジャム作ってみよう。

薔薇と砂糖があればできるから、

 

店員「昨日、開店祝いで貰った花束にバラがありました!」

 

゚+。:.゚おぉ(*゚O゚ *)ぉぉ゚.:。+゚ありがとうございます!

 

とりあえず、薔薇の花びらを取って、洗って水切りしておいてください。

私はマフィンの材料を買ってきますから!と喫茶店を飛び出した瞬間、夢から覚めた。

 

 

んー。神社改悪。歴史を重んじないむつ市ならでは。こんなテーマパーク、盛り上がるのは最初だけだよ。と夢の中で叫んだが。

おみくじ100円は強制的で、おみくじを買わないと神社に入れないシステムだったけど、船形のアレはいったい。

 

海神を祀った神社でもなく、海が近いわけでもないのに、船形。意味がわからん。

 

神社の敷地内なのに、黒魔術的な会話😂

しかし、アジウムって何なんだ(笑)

 

茶店の店員の趣味か、魔法的な雑誌を持ってるなんて。ここは神社だぞ!

 

まぁ夢だから、何でもありか。

 

しかし、あんな真っ黒なお菓子を貰って、殿方は振り向くのかね?(苦笑)

 

一緒にレシピを見てた見知らぬ男性は苦い顔をしてたっけ(笑)

 

どれ、ちょっと赤い薔薇ジャム、黒マフィンを作ってみようか、

 

しかしながら振り向かせたい殿方はいなかったのである。   

 

実験できないの辛いわぁ(笑)