徒然日記〜夢はかく語りき〜

夢日記だったり、最近あった話など。

七夕に思いを馳せて

 

昨夜、七夕でしたが下北半島はあいにくの曇り空。まぁ毎年梅雨時期ですから晴れた七夕になることは滅多にありません。

先日、某スーパーに七夕飾りがありまして、みんなが願い事を書いていたのをみました。そういえば昔は願い事がたくさんあったなぁ…としみじみしました🤭

七夕は昔からあれど、織姫と彦星が1年に1回会える日ということしか知らなかったので、調べてみると七夕自体は中国の故事なんですってね。とすると七夕を祝うのは中国と日本だけのかしら?

https://faden108.co.jp/pickup/32302/

この記事によると台湾、韓国、ブラジル等。ブラジルは日本からの移民の影響で七夕が広まったそうです。すごいですね😀

七夕の歴史はこちらttps://kizamu.com/archives/tanabata/

七夕に五行が使われていたとは驚きです。短冊の色に意味があったとはね。

願い事は人それぞれ、私は大切な人と両親が健やかに幸せでいてほしいと願いました。学生の頃は「○〇になりたい!」とか願望を書いたりしていましたが、願い事というのは神様が叶えてくれるわけではなく、自分自身の宣誓だと思っています。サッカー選手になりたいなら、サッカーやスポーツを頑張る、パティシエになりたいなら菓子専門学校に行ったり、修行したり様々。

そういえば昔、七夕ではなくクリスマスの話だけど、私には甥と姪2人がいて、毎年12月になると欲しいものを書いた紙を持ってくるのでネット注文して購入していました。

甥と姪2人の3人で遊べるものをと祖母(母)に言われていたため、数年はゲーム機などでしたが、姪①が中学2年のときのことです。いつものように欲しいものを紙に書いて持ってきました。母が中身を見ると「管楽器」の名前が書かれていたそうです。

何これ? 3人で遊べるものってお願いしてたよね?と聞くと、姪①は「私はそれが欲しい」と強く要望します。甥と姪②の要望は聞いていないとも。

傍らにいた兄も「いやいやいや😥(管楽器は)いらないよ!何言ってるの!」と姪を叱りますが、姪「○✕ちゃんも自分の(管楽器を)持ってるし、たった3万円だよ!欲しいの!」

(その場にいた全員「いやいやいや😂 中学生の身分で“たった3万とは何事か🤬”」)

1人3万ではなく、3人で3万円くらいのものだったらプレゼントしますが、姪の中で「1人3万」に変っていました。この件は了承できない、ちゃんと家族で話し合えと一旦、兄に帰って貰いました。

翌週、再び兄と姪①来訪。兄いきなり、「中学校の先生に聞いたら貸出ている楽器には限界があり、自分の楽器を持てば愛着が湧いて、もっと頑張れると思う」と先生に言われたそうな。3万円のは初心者向けだから、15万円のものをオススメされたらしい。

え?ちょっと待って。1人3万円でも高いのにいきなり15万円にアップグレードしてんの?これには両親が唖然。

兄は続けて「義両親が5万出してくれるから、N家は10万出して」はい?お前ら兄夫婦からは出さないの?って、

その前に姪が小学5年くらいのとき、電子ピアノが欲しいって、それも買ってあげたよね?忘れたの?これには父が怒ってしまい、中学生の身分で15万円もする楽器なんかいらない。欲しいならば大人になってから自分で買いなさい!と兄を追い出して終了いたしました。

ちなみに姪は幼稚園の頃にピアノに出会い、ピアノ教室に通っていたんだけど、吹奏楽部に入部したらピアノ係になれなくて、管楽器担当になったみたい。同級生が自分の楽器を持っていたせいだと思うけれど、ピアノもあるし、また管楽器も買って貰えるって簡単に思っていたフシがあり、ちょっとなぁと叔母から見ても、嫌味なガキそのものでありました。

高校は普通の進学校に通いましたが、上昇志向だけは一丁前の姪でしたから、音楽の学校に行くんではないかとヒヤヒヤしていたら、母「あの子はそこまで(ピアノ)上手くないよ、同学年とかにもっと上手い子がいて、その子は大会に出れるレベルらしいよ」と。なんだ…ただの手習いレベルだったのか。それだから管楽器にシフトする意味もわかる気がすると思っていましたが、実は姪が通っていた中学は大会で上位に入るほどの実力がありました。しかし全員の楽器はたぶん学校からの貸出だと思うんだけど、レベルが低いと先生がいった楽器でも入賞できるならば、楽器のせいではないのでは?

その姪①、今や大学生です。音大に行くとか簡単に言い出したりしそう🙄と思っていましたが、まあまぁ有名な大学の音楽全然関係ない科に入学しました。本当の自分の実力を知ってしまったのかもしれません。でも早々とそれに気がついて良かったと思います。

実力がないのに大人になってからも自分は何でもできる!と強く見せつけるけど、本当は何にもできない人がいっぱいいるからです。

昔、私が20代のころに出会った女性がそうでした。高校時代に国体に出場したんだそうです。それが自慢。国体に出場した実績でコーチみたいな仕事をしていてもおかしくないのに、高校卒業とともにそのスポーツから引退したと語っていましたが、引退じゃねえだろ😑 国体で散々な結果だったんだろうなぁ。勢いで辞めた感があって、その「国体に出場!」っていう自慢だけで虚勢を張っていたが、仕事は全然できないし、職務放棄してたのを上司に見つかってクビになったみたいで。嫌味な女性だったから「いい気味!」と思った。甥や姪2人にはそんな大人になってほしくない。

七夕から話が完全にそれたけど、願い事や欲しいものは身の丈にあったものにするべきだと私は思う。神様は願いを叶えてはくれない。祖父母もいつも甘くはない。七夕の夜にしか会えない織姫と彦星に、地上の誰か他人の願い事を叶えてあげる余裕はないのである。