徒然日記〜夢はかく語りき〜

夢日記だったり、最近あった話など。

前世?な夢見

 

今日もまたアメリカの夢を見ました。

外国人の主催するイベントを手伝っています。作った絵本を披露するイベントで、参加者は思い思いに自分の作った絵本を持ち寄りました。

投票で上位3人が選ばれ、いっそう賑やかになった会場。私は片付けをしています。

とある参加者に「あなたは何故こんなものを題材に選んだの?」と英語で聞かれ、自分の作品を見ると…題材はタコでした。海外では悪魔と呼ばれて嫌われているタコを絵本の題材に選んだらしいのですが、逆にそれが面白い!と入賞したらしいのです。

絵本の中身で盛り上がり、そのままテーブルにつくと、みんなで議論しだしました。気がつくと、男性陣はすでにいなくなっており、会場には女性のみ。誰かが持ってきたデザートを食べて、また盛り上がり、時刻は16時に。この会場、何時まで借りてるんだっけ?確認すると17時までに撤収しなければならないということで、慌てて全員に片付けを手伝ってもらっている最中に、夢から覚めました。

 

たまにアメリカ的な夢を見るのですが、英語が話せないのに、夢の中では流暢に話せています。しかし私は相変わらずの日本人のままで、周りは全員外国人という状況が多いのです。

実は以前、40歳からよく見る夢がありまして、とある男性が出てくるのですが、年に数回ほど出てくるたびに、何故彼が。と思っていて、42歳の9月、夢の中で聞いたら

「自分は○さんの前世の伴侶だった」と言います。前世を思い出して、気になってしまい、こうして夢に出てくるのだと語りました。前世を思い出したら、教えてね。そう言われた1ヶ月後、夢を見ます。

アメリカに20歳で渡米した(私)は、友人の息子さん(13歳)に会います。アメリカ生まれの息子さんは嫌味な奴でした。夢の中で時間が進み、私は40歳になっていました。住んでいる場所はアメリカの納屋を改造した倉庫の2階。コロニーには色々な人種が住んでいました。私はリーダー格で倉庫の番人も兼ねていました。

そこへ私を訪ねてきた人がいるというのです。それが33歳になった彼でした。1年前に妻と子供を不慮の事故で亡くし、自暴自棄になった彼は仕事をやめて放浪。若い時に出会った私を覚えていて、母親に聞いたらば、アメリカのどこかのコロニーに住んでいる噂を聞いた。という情報で私を探しに来たといいます。なかなか見つからず諦めていた。「こちらに日本人のRさんはいますか?」と聞き回っていたけど、なかなか見つからない。でも今日「R?Rならいるわよ」って返答があったとき、思わずガッツポーズした。と20年ぶりの再会を果たします。それから彼はコロニーに暮らし、さりげなく私の伴侶状態になり、数年後、ふと彼のお母様のことを思い出した私。

友人の子供と一緒に暮らしているとは友人も思うまいと思っていたら、なんと彼は律儀にも手紙を出していて、友人は私達の関係を知っているようでした。ただ、友人の住まう土地は北側にあり、そう簡単にコロニーまでは来れません。そもそも私達はもう大人だし、母親が何か言っても関係がない。と自分に言い聞かせますが、やはり心情は自分を責めてしまいます。

とある日、コロニーから数キロ離れた20〜30代が暮らすコロニーにいました。彼をこのコロニーにリーダーとして据え置くためでした。別れ際、たった数キロしか離れていないから、また会いにくるわねと言いましたが、私は一度も会わずに、60代で亡くなるまで心にポッカリ穴が空いたような感じで過ごしたようです。

目が覚めたとき、あぁこれが私の前世なんだぁ😑と思いました。前世で寂しく1人で死んだのが辛かったようです。愛している人に愛していると伝えれず、それが心残りになったと言われ、現世では「ちゃんと気持ちを伝えること」が重要課題となりました。

しかし40代になって初めて前世を思い出すって遅くない?しかし実は、アメリカで暮らした以前の前々々世も夢に見ています。

ヨーロッパのちょっとした貴族の10代の娘。まさに箱入り娘として育てられた(私)はあろうことか兄と恋愛関係になり、父に追い出されます。私は田舎の別荘に軟禁されますが、そこはじゃじゃ馬。またもや年下の従者と恋愛関係に陥り、馬で駆け落ちするのですが、私は落馬して死にます。まだ16歳くらいでした。この夢の中で、私は再びこの別荘を訪れます。別荘には人気がなく、少し荒れ果てていました。家族でピクニックに来て、兄と散策中にたまたま別荘を見つけたようです。

この時代もまた兄と恋愛関係に陥っていました。どんな女なんや、私の前前世は。

別荘に入りイチャついていたら、管理人が現れ叱咤されます。事情を話すと昔話を語ってくれました。

娘の死後、兄は戦争にいき戦死、母親は悲観したまま死亡、父は事業に失敗し、この別荘を手放したが、私達親子は先祖代々、この土地を守っていると。その管理人の大おじさんが娘の駆け落ち相手だったそうで、彼は助かったが娘との関係はいっときの相手ではなく、娘の寂しさを理解していたという。写真が残っていて見たけれど、ちょっと憧れの人に似ていて、まさかこんなところで繋がっていたとは!と思ってしまった。

現世ではもちろん兄とはそういう関係ではない。どちらかというと嫌っているので、前々世あたりでちゃんと血縁関係がある人とはそうなってはダメを理解したようでほっとした。

(前々々世)貴族の娘→(前々世)ピクニックに来た娘→(前世)アメリカに渡った女性→(現世)今の私(≧∇≦)/ かな?

たぶん夢に見るアメリカの風景は、20年間の空白を埋める旅のようなものだろう。

前世の夢の中で、私は彼に言った。

「見つけてくれてありがとう。」

この広い世界でまた君に会えることができて、本当に良かった。

君は言った。自分はいつでも○さんの右腕だと思ってる。いつでも自分を頼ってほしいと。それはこっちも同じ気持ちだったよ。できることならば、残りの人生は一緒に生きたい。愛してる。君をずーっと愛してる。それがRさんの願いだった。

 

でも実は、31歳のときに彼に会ってるけど、懐かしい感じがしたのは確か。でも42歳で前世を思い出したときは、あぁあの感情はそういうことかくらいでしたね。

輪廻転生、生まれ変わっても同じことを繰り返すとよくいうけれど、現世ではそういかないみたいですよ。まぁ業を消化できたのならいいのですけれど。

生まれ変わって、同じ土地にまた彼もまた生まれ変わってきて会えた。それだけでも奇跡に等しいのではないでしょうか。

ただRさんの魂が救われたらいいなぁと思っています。そして彼の幸せをいつも祈っています。