20年間、夢に見る人

 

今日の夢に18歳で早世した同級生が出てきました。彼の姿は18歳のときのままです。

教室で楽しくおしゃべりをしています。目の前には彼がいて、窓から差し込む光でまぶしい感じがします。彼が部活に行くと立ち上がりました。まだ一緒にいたい引き留めようと、長い間、心にしまっていた想いを打ち明けました。

お前Tのこと好きだって言ってたじゃん。彼は少しショックを受けているようです。

私「それは高校3年生のときの話だよ、私がMを好きだったのは1年生のとき、ほら部活行く前、みんなでここでよく話してたよね!」

33年前、放課後に部活に行く前の30分くらい、同級生数人と集まってよくおしゃべりしてた。仲良しグループみたいな感じだったのだ。

私「私、入学した当時からMのことを密かに好きで、でもMは好みの女性のタイプが私じゃなくて、告白しても無理そうだったから諦めたんだよね」

M「知らなかった。」

私「うん、誰にも言ってないし」

M「俺、卒業したあと死んじゃうんだぜ!」

私「だからさー、告白しなかったから夢に見るのかなって」

M「早くに死んでごめんね、」

私「それはご両親に言いなさい」

M「俺にも夢があったよ、好きな人と結婚して、子供がいて、仲良くスーパーで買い物するんだ、」

そうMが言った瞬間、場面が変わって、私達はスーパーにいた。見知らぬ女性が「今日何を食べる?」と私に聞いてきた。

隣を見るとMがいた。ああこれはMの夢なんだ。あぁやっぱりMの好きな人って、私と全然タイプが違う😂

Mは私を見た。手を繋いできた。そのまま夢から覚めた。まだ左手に手の感触があった。

 

Mが亡くなって、この5月で30年になる。夢に見始めたのは私が30歳になってからだった。時々、高3のときに好きだった同級生Tと一緒に出てくることもあった。

なんで夢に出てくるのかな?といつも思っていた。今日はそれが夢の中で悟った。これを今伝えなければ、そう思った。

輪廻転生するならば、いつ生まれ変わるのか調べてみたら、約2年何ヶ月かで生まれ変わるらしい。

とすると…🙄 Mは生まれ変わって、すでに今や28歳くらいになっているのかも。

3月は別れや始まりの季節である。以前30歳の3月に見た夢に亡き祖父が出てきましてね。

丘の上に行ったら、黄金にたなびく草むらがありまして。うわぁこんなところがあるんだぁ!キレイ!と見とれていましたら、草むらの奥から祖父が現れました。

祖父「なんでこんなところにいるんだ!早く帰りなさい!」と怒っています。

私はまだいたい、おじいちゃんがいるならここに住みたい!といいます。草むらの奥に赤い屋根の小さな小屋がありました。

私「もしかして、おばあちゃんもいるの?」小屋に近寄ろうとしますが、祖父に遮られます。

祖父「もう帰りなさい、あの道を行きなさい、振り向いてはいけません、さぁ早く帰るのです」

私は促されるまま道を進んだ。遠くから祖父の声がする「振り向いてはいけない!走って道を降りるんだ!」

必死に降りる途中、灯りが見えたと思ったら、それは街の灯りで。あそこにたどり着けばもう大丈夫だと思った。

 

夢から覚めたとき、まさにあの丘はあの世だと思いました。祖父が引き止めていたら、私はもう死んでいたかもしれません。あの3月は、4月から再就職で働くことになっていて、精神的に不安定だったのが影響しているかもしれませんが、「あの世」は身近にあるということを実感した夢見でした。

もうMの夢見から卒業したい。Mが亡くなってもう30年経ったのが一番怖い。時間というのは、ものすごく早いんだなってのが最近よく感じるようになりました。