自衛隊員と消防士の夢見

 

昔は制服好きだったんですけどね〜。やっぱ人間は中身が大事。そう思った夢でした。

病院にいる。新しい手術方法とかいう映像を見ている。一緒にいた女医が部屋に戻るよと声をかけてきた。確か2階だったよね。新しい病院でまだ慣れない。部屋に戻る道すがら、誰かにぶつかって、茶色の液体が左足にかぶった。トイレに入ってどうにかしようと思ったが、洗い場なんてないし、一旦家に帰ろうと病院の外へ。

帰るの?一緒に乗ってく?声をかけてきたのは見知らぬ友人だったが、運転手が実は後輩Aだった。Aは自衛隊員でヘリの副操縦士だった。

家に着いた。Aも車から降りてきた。久しぶりと手を取り合って、再会を喜んだ。奥さんと子供ちゃん達はみんな元気?と聞いたら、浮かない顔をした。

周りの見知らぬ人達が、そんなにずっと手を握ってて、本当に仲良いな!付き合っちゃえよ!とかいらんことを言う。

その話でAは離婚したのかもしれないという事実にたどりつく。え〜あんなに仲が良かったのに。まぁ18年前の話だけどもさ。

Aがぽつりぽつりと話出す。高卒で自衛隊に入隊して、1年もたたずに根を上げて、私に相談したけど、そういう話を当時付き合ってた彼女(のちの奥様)に言えなかったのは、心を許していたのは先輩だけだったんだ。あのときは彼女に本音もいえなくて、何が大事な人だよと叱責されてカチンときた。自衛隊に入隊できたのも親の七光りだからとか言われたくないなら、親は親、自分は自分ってとにかく前向きに頑張るしかない。それでもダメだったら辞めればいいよ。でも彼女にちゃんと話しなさいよ。って先輩はちゃんと話をしてくれたのが、本当に嬉しかった。やっぱり大事な人なんだなって、最近気がついてさ〜また会いたくなったわけです。

Aの告白を聞いたが、離婚したせいで寂しくなってるだけかもな。と思った。

付き合うとか面倒くさいんで、たまに会うならいいよ。って言っちゃう私。

Aも「10月以降なら時間作れる、大事な人に先輩を紹介したい、その人の命日なんだ」と言ったが、私は

「10月は三連休まで非常に忙しくて時間は取れない」と断ると、イベントかぁと気がついた。

三連休もダメ?話をよくよく聞いたら、山の中にお墓があるのか、遠出するという。まさか、これは。

そんな会話をずっとしてたら、制服を着た男性が話しかけてきた。A曰く消防士で、以前訓練でお世話になった人だという。

そのままAと消防士は話しながら歩いて、とある会場に入った。式典があったらしい。来場者にも標語が書かれたポスター?を配っているので貰う。

見知らぬ男性が話し掛けてきた。

「えっと、君、前にも来たよね?誰の女?(みたいなニュアンスを言った)」

今日初めて来たけどな、と思いつつAに助けを求める。Aが来た。

男性「この女性は君の彼女?」

Aは照れ笑いしたが私は「まだ付き合っていません😑」

男性「この女性、以前もMの授賞式のときも来てたよ」

あ〜M。後輩だわ。で?

その時、会場に同級生Nがいて、私を見つけて手を振ってきた。笑顔で応えていると、

男性「この女は誰だっていいんだよ、君も女性を見る目がないね!」

その時近づいてきた女性職員さんが、多少大きい声で言った。

「このひと、図体はデカいですけど、アソコのサイズはポークビッツですからね!」

うわっ、女性職員ちゃんの助け舟、すごい効果ありまくり😂私も負けてらんないわ。

「一介の消防士ともなると、こういう式典の場所で堂々とセクハラを言えるようになるんですね!👏 私の兄も消防士ですけれど、見習ってほしくはないですね!」

「Mは中学時代の後輩ですし、先程手を振ったのは同級生N、あちらに座っている消防士にもたくさん同級生や先輩後輩がいますわ。ここに私がいるだけで、誰かの女になるなんて、ずいぶん浅はかな考え方ですこと!」

息巻いてた男性2人は顔を真っ赤にして雑踏に消えていくのを見ながら、夢から覚めた。

Aには18年前に会ったきりですね。当時働いてた公園に家族総出で来てくださって、そのときはヘリの副操縦士だと言っていました。視力がよくて、上から「私」がわかるそうです。

山の中にあるお墓って、まさかヘリ落ちないよね?命日は10月の三連休の土曜日らしいですけど…

消防士もなかなかパンチがある男性が登場しました。いつもは言い返せなくて、怒った状態で目が覚めるのでずーっとイライラしてるけど、今日はやり返してスッキリ。

誰かと話しているだけで、手を振り返すだけで、男性なら誰でもいいって、んな極論。許すまじ!

私だって好みの男性くらい、ちゃんと選んでます。だけど全然最近、憧れの人の夢も見ないし、ちょっと心が枯れちゃったかも。雪かきしかしてないからかなぁ😑

Aには家族みんな仲良く暮らして欲しいものです。