予知的夢見

 

怖い夢を見た。最初は怖くないんだけどね。まさかあんな結末になるとは。

母が出かけている日、父は裏庭で作業をしていた。私は気になっていた動画を見ている。その内容は、

「日本近海でグロブスター(UMA)が発見された」というものだった。

それは陸地ほどあり、発見者や研究者、YouTuberなどがグロブスターに上がって歓喜している映像から始まる。

と、画面の右側から水しぶきが上がる。ニンゲン(UMA)だ。3匹くらいいる。するとグロブスターがにわかに動き出した。上にいる人間は大慌てだ。死んだと思ったグロブスターは生きていたのだ。爆発しながら分裂し、さらに拡大しているようだ。

 

爆発したグロブスターから光が飛び出し、空に三角形の模様を描いた。それを見た研究者は、あの預言は本当だったんだ、と呟いた。

その研究者は、とある画像を見せて言った

「Yという有名な予言YouTuberが言ってた予言は政府に信じられず、何も対策がされなかったけれど、ほらここ、Yが予言した通り、大地震が起こったのはここだったよね?」そう指を指した場所は南米のとある都市。(夢では名前が出てきましたが省略)

断層地震だったようです。そこから地球規模で破壊が始まり、海のUMAが日本近海に溢れる形になったと推測。

研究者YouTuberは「地下水はいいけど、水道水を使いすぎると崩壊が早まる」と

夢の中で全然信じていなかった私は普通に水を使いました。その瞬間、空に浮かぶ三角形の模様にまたひとつ模様が刻まれました。

まさかな。とそんなわけないだろ。一階に降りようと階段を下がると、西側が見える窓には海がありました。海?後ろから津波が押し寄せて来ているのが見えました。

一階にいるはずの父に声をかけましたが、間に合いませんでした。

部屋に逃げ込みましたが、私は死を覚悟しました。家に波が当たる感覚や、色々なものが当たる音を聞きながら、家が流されて行くのを感じました。

水に流れるまま、どこか窪地にはまり、そのまま安着したようです。気がつくと、私は生きていましたが、部屋のものはほとんど流され、洋服はずぶ濡れ。洋服を乾かそうとベランダに出てみると、そこは代官山への道が見渡せる場所でした。

町は津波で壊滅状態になっていましたが、生き残った人はもう普通に動き出していました。母のことも心配でしたが、私は

「今年はイベントができないんだなぁ」とすべて流された部屋にぽつんと一人立った状態で、夢から覚めました。

 

死ぬかもしれない!ってなったのに、考えたのがイベントできないかもってことだったの笑う。まぁイベントは私の生き甲斐なので、仕方がない。

濡れた洋服が長袖ばかりだった、しかし冬物のコートがなかった。今年はイベントができないと言ったことを考えると、津波が来るのは4月くらいかなと。

 

今回出てきた家は、21歳まで住んでた昔の家でしたが、動画を見たりしていのは現在の部屋。昔の家は階段を降りると2階があり、そこから西側の町並みが一望できる窓がありました。

父に避難を呼びかけたのも昔の急な階段でした。

過去の家の夢は「過去から学べ」どういう意味があるのやら。

ただ目が覚めて思ったことはただひとつ。

「避難のために大事なものはちゃんとしまっておかないと」でした。

夢の中で出てきたYというYouTuberは世間を騒がせたという理由で消されたという怖い話をしていました。

津波は西側の高台からすべてを飲み込みましたから、市役所などの官公庁は海に飲み込まれたことでしょう。高台なら助かるということはありませんでした。

政府や自治体が早めに予言を信じて行動してくれていたなら、本町にある銀行の廃墟群を避難場所に確保したりすれば良かったのにね。

まぁ予言YouTuberの予言なんて誰も信じないよね。