熊3頭を駆除したら、熊のいない県人から苦情が殺到問題。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b9e0120cc3efedbbbee204d01d849a053f3c813
動物愛護とか言ってる場合じゃないのよ、熊は野生動物の中でも1番獰猛な動物なのよ。
最近じゃ熊さんに遭遇した時点で助かる確率低い傾向にあるじゃない。
その昔、マタギと呼ばれる猟師がいて、熊を狩っては生活の足しにしていた。そのおかげで熊の個体数は標準を保っており、里に熊が降りてくることもなかった。
やっぱりマタギがいなくなったのが主な原因かもね。それに今まで山だった場所の宅地開発。
あと、元々熊がいた生息地だったり、通り道だった場所に道路ができたりすれば、そりゃ熊は出てきちゃうわけだよ。
むつ市も15年前までは熊が出て来なかった場所に熊が現れるようになったのは、やはり宅地開発の影響とかあるかもね。
私、15年前まで普通にチャリ通勤してた道路に熊がよく出没するようになってね、そこは市役所や警察署が並ぶ通りでもあるんだけど、熊が出るようになって、大慌てよ。
でも実際、そこには熊の生息地が近くにあって、街へ続く通り道もあったんだって。
熊はね、1度通った道は形を変えても匂いで分かるんだって。
これ、山奥に返してもまた戻ってくるのはそのせい。しかも街中に餌場を見つけたら、通うでしょ。
人間だって、美味しいお店があれば何回でも通うでしょ。いくら店が遠くても通うでしょ、それと一緒。
秋田の熊3頭が駆除されて良かったね。母熊が「ここが餌場だ」と子熊に教えたら、子熊は巣立ちしたあともそこに通うよ。
それが人がたくさんいる場所であっても通うからね。駆除されて良かったけれど、まだまだ安心できないのは、この駆除された熊以外にも、熊が来てしまう可能性があるってことだ。
大湊の叔母の畑にある栗の木に熊が来ていたらしい。熊は1度餌場と決めると何回も来るので、畑での作業は厳重に注意してくださいと言われたらしい。
しかも、熊の食害被害も多々あるので、城ケ沢や大湊地区ではとうもろこしを植えるなというお達しが来たらしい。
それでも熊は山を降りて来るんだよ。最近の熊は凶暴になってて、昔からよくいう「大人しい」とか「人間が怖い」とかは当てはまらない傾向にあると思う。
そりゃ熊だって学習するさ、熊よけの鈴とかカウベルみたいな音が苦手?いや全然苦手じゃないよ。
新潟だったかな、自転車に乗ってたとき熊に遭遇してベルを鳴らしたけど立ち向かって来たらしいし、その時彼女も熊よけの鈴を持っていたらしいけど、全然効果なかったって。
火薬の匂いが嫌いだと聞いて、ウォーキングする際、火薬のおもちゃ鉄砲を持参したこともあるけどね。
人間が言う「熊は大人しい動物」はもはやいないと言っても過言ではない。森や林、街中で会ってしまったら、命の保証はできない。
ニュースで「命に別状はない」って表現するから「熊さんに会っただけ」みたいな感じに聞こえるけど、あの爪で顔を叩かれたら、全部なくなるんだってよ。
腕を引っかかれても切り傷じゃない、もぎ取られるくらいの威力あるだろ。
熊がいない県人はそれを想像できないんだろうね。熊の本性はね、人を見たらまず襲うんだよ。
たぶん子熊を守ろうとしているんだろうけど、でも子熊を襲ってもいない
道を歩いていただけ、畑で作業してただけ、家に帰ってきただけ、そんな人が襲われているんだよ。
死んだフリも効かない、熊よけ鈴も効かない、とにかくいきなり襲われる。
そんな野生動物がいたら、あなたはどうしますか?
そういえば昔、大湊で罠にかかった熊を保護して飼ってた人がいたけれど、最終的に飼い熊に襲われ死亡。熊もほどなくして駆除されました。熊は人になつきません。人間は餌です。
自分の住む区域に熊がいたら、あなたは共存しようと思いますか。畑が荒らされ、家に入ってきたり、飼い犬を食べられたり、家畜を食べられたり、家族が被害に合うかもしれません。
誰かが保護して飼育しろ、って簡単に言うけど、熊は人になつきませんし、最終的に人間は熊にとって、身近な餌です。
数年前、猟師の肩書きをもつ人に「熊の駆除」について聞いてみたら、
県から駆除の要請がある。駆除をしても、熊肉はもらえない。すべて県に届けてしまう。謝礼はもらえない。ボランティアだということでした。
これ、生活の足しにしていたマタギとは全然違いますね。北海道で駆除されたOSOはあっという間に食肉加工されたみたいですけど💦
ま、命あるものを駆除したら、ただ捨てるのではなく、命を有難く頂いて感謝する、それが大事なのではないかと。
熊だけじゃない、イノシシもそう、野生動物は駆除しなければならない事態になることもあります。
ちなみにエゾシカは駆除の対象になってて、食肉加工されているんですが、こちらはあまり報道されないせいか、動物愛護団体は動きませんね。
森で熊さんに出会ったら、もう逃げられない。熊は非常に獰猛な動物です。愛護したい人は熊と一緒に生活してみてください。