母の友人から花梨を貰ったので、さっそくはちみつ漬けなど作ってみました。
ちなみに小学生のころ、母方の祖父の家には立派なマルメロの木があり、祖母が砂糖煮して食べさせてくれた思い出が。
花梨とマルメロは似ていますが、マルメロは皮に毛が生えたようにフサフサしていますが、花梨の皮はツルッとしているという違いがあるようです。
そして花梨は固くて切りにくいというので、いざ!と力んで作り始めてみました。
最初ははちみつ漬けならぬ、メープルシロップ漬けに取り掛かりました。
花梨を半分に切る…のがちょっと怖いくらい硬い。
切れてしまえば、あとは皮をむいて、種を取り、これは捨てずに出汁パックにいれておきます。実はスライスして、煮沸消毒した瓶に種皮が入った出汁パック、実をいれて、メープルシロップを注ぎました。
はちみつシロップも同様に作りました。
いろんなレシピを見たら、花梨:はちみつは同量というのが多かったので採用しましたが、同量は花梨の実にはちみつがまぶささるような感じでした。
メープルシロップに至っては、やはり液状なため下に溜まってしまい…まぁ1日1回上下を返す作業をするので、そのうちエキスが出てくるだろうと、1人納得。
次はシロップ煮とジャム作りをしてみました。
シロップ煮は皮を剥いた花梨をシロップで煮るというもの。20分くらいで柔らかくなり出来上がりましたが…味見~
うわっ渋い。あーでも味は美味い、でも渋いなぁ🤤という感じ。
両親が味見したら、
父は「熟していない梨だ」
母は「マルメロと同じ味がする!」だそうです。
やはり渋さが何とも言えないんで、もう少し砂糖をいれて煮つめてから、ドライフルーツにしてみようかな。
ジャムはクックパッドで見つけたレシピで作ってみました。うーん、あれ、濾すってやっぱり実を濾すんだったんかな?(苦笑)
皮や実からエキスを絞って、砂糖を加えて煮たものは「ゼリー」っていうんだよね。
花梨ジャムって書いてあったから、実を使うんだとばかり思ってたけど…
果肉もったいないお化けなので濾すとき、やっぱり実をつかったの。
えぐっ(^×^:)
お湯で溶いて飲んだんだけど、実はやはりえぐかったのよね笑
まぁ、はちみつ漬けは1ヶ月かかるっていうし、今時期が1番、寒くなって空気も乾燥して喉が痛くなるじゃない?
今すぐ飲みたいなって思ったからジャムを作ったりしてみたんだけど…まぁこれはこれで良いか~。
ちなみに花梨のシロップ煮を食べた母が、
「花梨は毒性があるから、あんまり食べちゃダメなんだよ」と聞き捨てならないことを言ってきた。
えーでも花梨エキスって風邪のとき重宝するのに、毒性って何よ?と検索してみたら…
母は、何を読んだんだろう。
「毒性があるの花梨の種。種を生食すると身体の中でシアン化合物を発生させる。実には「アミグダリン」という物質があるが、大量に生食すると頭痛や吐き気、目眩の症状が出ることがある」そうです。
(;゜∀゜)イヤイヤイヤイヤ...生食でしょ。花梨煮たもん。
はちみつやメープルシロップ漬けも加糖加工することによって、その毒性が消えるんだとか。
(*゜∀ ゜*)ヘェ- まぁ渋みはやっぱり煮たり渋抜きしないとなくならないらしいけど、まぁいいか。
ジャムは花梨200gで作ったから、1瓶だったの。ヨーグルトとかにいれて食べれば、大丈夫かもね。
それにしても、「花梨 シロップ」で検索すると、出てくる画像はみんなエキスが出てる出来上がりタイプ。
母はそればかり見たもんだから、それが漬け込む最中の絵だと思ってて(➰〰➰)
やっぱり、はちみつに実が浸かってないのに苦言を呈してきたのよね。
だから~はちみつ:花梨が1:1はこうなるって、と説明しても、私が見たレシピと違うって、
そりゃ、出来上がりの画像だもん。
母、はちみつに浸ってないと、実が赤茶けるんだって。
あぁ、それ渋なんだよ。そのうちエキスが出てくれば、水分がタプタプするから待っててよ。
となんとか納めた?ものの、文句言うなら自分で作れってのー。
さてさて、干し柿に続き、花梨シロップにも向き合わなきゃいけなくなりましたよ。
(;´д`)トホホ…