今日は夢から覚めたとき、怒っていたせいか身体が熱かった。
ちょっと寝汗をかいていて、真夜中に感じた寒さなど忘れてしまったかのようだった。
夢の中で、私は約20年前に閉店したスーパーにいた。
スーパーといっても食品だけじゃなく、洋服なども販売している類いの小売店だった。
一階は食品売り場
二階は洋服やCDショップ、本屋
三階は100円ショップとレストラン
四階はゲームセンター
幼少時からよく通ったものだ。
そのせいか、閉店して建物がなくなった今でも夢の中に登場する。
夢の中はパラレルワールドなので、好きなように記憶が改竄される。
ある日の夢の中で
若者向けのショップができたらしく、行ってみたら、パワーストーン屋さんやアロマ系など、なかなか充実したラインナップだった。
しかし現実にはない店である。
今日の夢見では二階の洋服コーナーにいた。
洋服コーナーの一角になぜかグラニュー糖が売っていたのだ。
1kg204円 なかなかやすい。通常は298円くらいだからと、6個買うことにした。
安売りの割には「お一人様◯個まで」の表記がなかった。
レジに持っていく、6個のはずが店員の手違い?で11個に増えたらしい。
3千いくら円といわれ、あれ?私は6個だから、1200円ちょっとですよね、と問う
店員同士がもめていると、レジにいた他の客も騒ぎだした。
「そんなにグラニュー糖を買うなんて、お前転売屋だろ!」
「私、ずっとグラニュー糖を探しているんだけど!買い占めてたの、あんただったの!」
違います。グラニュー糖は家で使ってます。
「一般家庭でグラニュー糖はあまり使わないだろう!」
母がジャムを作るのでストックしておきたいんです。
店員が慌てて、半分に減らしましょうかと提案してくる。
いやいや(;゜∇゜) 勝手に11個にしたのはお前らだろうが!
私は売り場にあった6個しか買ってないんですと意見を言ったら
周りの客からまたもや「普通1人2個までだろ!」とブーイング。
そのブーイングで店員も、そうそうという表情になり
「確か、お一人様◯個のポスターが貼ってあったと思うんですけど?(見ませんでした?)」と言った。
ポスターも何もなかったですよ。と反論していたら、騒ぎを聞き付けた責任者がやってきた。
「お客様、すみません。売り場のポスターをはがしたのは、この私です。先日まで「お一人様◯個まで」のポスターは貼ってありました。
ただ、子供を使って大量に買う輩が増えたため、レジで注意すればいいかと思い、それをスタッフに伝えるのを忘れていました。」
呆然とするレジ店員と私。
何か文句を言おうとしたときに夢から覚めた。
疲れる夢見だった。
グラニュー糖、実際に7月に入荷されなくなっていた。
大手のスーパーの棚にはグラニュー糖のタグすらなかった。
近所のスーパーには何日も入荷されず、もうひとつのスーパーに行ったら在庫があったので3個ほど買ったのだが、
なぜ今、グラニュー糖がないのか。
ネットで調べたら、ウクライナ情勢の影響で原料糖の価格が高騰しているとか。
え?グラニュー糖の原料糖って輸入してたの?
それにお盆商戦やお中元等で菓子にグラニュー糖を使用するため、業務用に流れてしまうのだとか。
原料糖の高騰もあり、9月以降には市販のグラニュー糖の価格が上がるという予想もあり、
そんな感じなので、夢の中でグラニュー糖を買い漁っていたのかもしれない。
でも、なんだかなぁっていう夢見でありました。