元彼の夢を見ると、夢占い等では「未練がある」とか言われがちだけど、私の場合はモノへの執着心だ。別れるときに私服をほとんど元彼に取られ、その見返りに色々持ってきたが、持ち帰れなかったものもあったのである。
別れてから22年経つが未だにモノへの執着心が強い。今回も元彼の部屋に行って、モノを持ち帰ろうとしているが、それは元々私のものではない。部屋も私の昔の家になっているし、どんどん記憶が薄れている中でも、まだ持ち帰りたいという深層心が見せる夢なのだ。
日曜日の模様替えでこの9年間で溜まったモノを捨てた。もう使わないモノばかりだ。現実では捨てまくっているのに未だに元彼の部屋にあるモノを持ち帰りたい、その執着心はたぶん一生消えることはないのだと思う。
しかし今日の夢では朝方に仕事に行くはずの元彼が部屋にいて、なかなかモノを持ち出せず、自分のモノだとストラップを外そうともがく私の姿があった。ストラップなどいらないくせに、その浅ましい姿を夢に見て、余計にモノへの執着心がまだあるんだなと思ってしまった。
モノへの執着心といえば、叔母だ。今年の1月、父が入院中、二階のストーブが壊れた。叔父の兄が電気屋さんなので修理してもらおうと呼んだら、なぜか叔父と叔母も来て2階に上がってきた。私は自室にいたのだが、なぜか2人は2階を周り部屋を確認していた。
3月、父が再入院することになったとき、荷物を取りにきたときに叔母が2階に来たそうだ。
退院後は父が自宅療養になるので、訪問看護の兼ね合いから、4月に2階から1階へ荷物を引っ越したり、クーラーを取り付けたりした。
父の私物等は1階に全部下ろしたのだ。5月末に再入院となり、また荷物を取りに行ったら、母が「1階で待ってて」と伝えたのに、叔母が2階へ来て、家探ししたという。
父の私物は1階に下ろしたと伝えても伝わらないのが叔母なのよ。2階にあったのはタオルケット等だったんだけどね。この家探しされる気持ち悪さを母は嫌がり、もし次に緊急入院になった場合に備えて、入院グッズを準備しておこうということになった。
叔母が家探しした際、自分が一番兄(父)のことをよくわかってると言い切ったらしいが、この家で暮らしたことはない。28年前に両親が建てた家の中のどこに何があるかわかっているのは、母と私だけだ。父の私物は書斎にある。2階にはない。
叔母が言う「自分が一番わかっている」のは出任せで、父の好物も祖母のと混同するし、嫌いな食べ物を勧めてくるし、父が嫌いなことを率先してやってしまうのである。
父が亡くなった翌日、書斎の椅子に座って「うわ！この椅子(座り心地)いい！欲しいなぁ！」って言ったの聞き逃さなかったよね🙄
あぁやっぱり叔母は家は実家だから、自分が欲しいって思えば貰えると思ってるんだなぁ。実家と呼べるのは親が生きているうちで、死んだら兄弟姉妹の家になるんだけどね。
まぁこの家は両親が建てて、親(祖母)が同居というスタイルだったから、すでに実家とは呼べないんだけども。N家の姉弟妹は冠婚葬祭や祭り時には帰省してきて、当たり前のように数日間過ごし母を女中扱いしてた。最低だわ。
叔母は未だに、N家と結婚して55年目の母を嫁としても認めていないし。それが理由だと思うけど、兄に家と土地を相続させたがってた。
叔母は2階の間取りを確認したり、車庫も自分のものみたいに扱ってるのを見たし、父が亡くなった今、実家を引き継げるのは自分しかいないと勘違いしている、そんな気がする。叔母が結婚しないでそのまま、私にみたいに長く一緒に暮らしていれば、相続できるチャンスもあったかもしれないけど、所詮他家の人間だしな。
しかし兄に「家を相続すると家財は自分のものになる」と、のたまった叔父だが、家財は相続税の対象になるのを知らないみたい。母は岩手に住む兄(税理士)に相談してたけど…心配ないってお墨付きもらったみたい。
叔父は実家を引き継いだらしいけど、相続税とか支払っていないん？
もしかして弟が建てた新築は弟名義でお母様同居系か、実家はまだお母様名義なのかも。自分ちって言ってるけど、家の名義を変更して家財を相続すれば、相続税が発生するが…それを知らないみたいなので、もしかしたら名義変更していない可能性があるね。
ちなみに形見分けを期待してそうな叔母だけど、父の私物って書斎の文房具とか、植木鉢くらいかなぁ。あとは母も共同でお金出してるから、たぶんほとんど貰えないよ？
その前に生前父が「Y家には車をあげたから、もう何もあげなくていい」っていう遺言残したらしいから、畑も貸さないし、形見分けも何にもあげないけど、父の希望だから許してね。
