徒然日記〜夢はかく語りき〜

夢日記だったり、最近あった話など。

まるで天気予報のような

 

最近のヤフー天気アプリの予報の変わり方といったら、今週は7日以外ずっと晴れの予報だったのが8日になって、やっぱり9日の午前中は雨でした。ってなったり、今日の朝の予報では10日の夕方から11日にかけても雨になっていて、農作業の予定を立てていたのになぁとショックを受けました。

これ、他の予報サイトのほうが当たっているのでヤフー天気アプリをそろそろやめようかなぁと思っています。

コロコロ変わる天気アプリは使わなければいい話ですが、言動がコロコロ変わる父に毎日振り回されています。私はまだ畑に逃れますが、母が毎日24時間振り回されているのです。

入院生活が長くなったときせん妄が起きてしまい、可哀想に思った母が自宅療養したいと退院を推し勧め、介護申請して訪問看護を入れたり、部屋にクーラーをつけたり、2階から1階へ引っ越しして生活空間を整えたり、父のために居場所を作ってきました。

退院前の段階で「介護はいらない全部自分でできる」と頑固に言い張っていましたが、介護ではなくて看護なんだけどなぁ。しかも「全部自分でできる」というのは「自力歩行」「排泄」「食事」「入浴」だけで、身の回りの世話は母がやっている状態です。

3回の食事の準備、洗濯、掃除等は父はできません。体調が良いと言う日には書斎で何かをやっていたり、庭で剪定したり身体を酷使したあと疲労で倒れて食事を抜こうとしたり、

最近はオキシコドンというがん患者の痛み止めの副作用にやられて、便秘になり、食欲減退やら頭重感、疲労感にさいなまれて、ほとんど寝たきりになっているようです。先日の予約診察日にオキシコドンの副作用を主治医に相談したら、緩和ケア治療のためのオキシコドンなのでやめることはできないと言われたそうな。

しかし食べなければ出るものも出ないのに、毎日便秘だ出ない出ないと騒ぐんだそうです。食事内容は減る一方で、雑炊を茶碗1/2杯、汁物等少ないです。朝はそれなりに食べれるようですが、昼は体調が悪いと頭を抱えてしまう始末。それでも体調が良ければ、最近はお寿司だったりそうめん等食べれるようにはなりましたが、

昨日の昼ご飯時に「薬を飲み間違えた、お母さんが早く飲めって言ったからだ」と母のせいだと責めましたが、詳しく話を聞くと、8時に飲む薬を7時50分に飲んだだけの話でした。薬の種類を飲み間違ったわけでもありませんでした。

しかし夕食時にご飯準備が完了したあと、いきなり「今日は体調悪いからご飯はパスする」と言い出しますが、母は認めません。雑炊とかぼちゃスープ、昼に残したデザートを出して再度呼びかけると…父は観念したかのように普通に食べ始めました。

しかし、かぼちゃスープはいらない、デザートは何でグチャグチャなんだ?と文句つけまくり。かぼちゃは便通を良くするため、デザートは噛まなくてもいいように刻み食にしてありました。バナナが食べたいと言うのでバナナを出したら「多い!半分に切って!」

これには母もうんざり。食欲がないから食べられるものを少しずつ用意したり頑張って支えているのに、バナナくらい多かったら残せばいいのに切ってよこせって要求する意味よ。

栄養価の高い卵豆腐とか温泉卵はよく食べるから毎回買ってたら、ある日突然「何でこればっかり?」と受付しなくなるし、好き好んで食べていたと思ったデザート(ゼリー類)も食べなくなってしまいました。

訪問看護師は食べられなくなったら点滴をすると言っていますが、その日が近づいてきているような気がします。

先日の血液検査で栄養値の鉄分が少し足りなかったらしいんだけど、主治医は大したことはないと言ったけど、訪問看護師は点滴点滴!と騒ぎまくったとか。

父は点滴まではしたくないと言ったそうなので、母はまた頑張って鉄分補給のための料理を作っていたけれども。それを食べられるのかは父次第でありまして。

まだ余命宣告はされていないけれど、このままでは母が先に倒れてしまいそうです。しかし緩和ケア治療はやめられないし、父が副作用に負けないで頑張るしかないのかも。

最終的にすべては自分の責任でしかなく、食べられないのは副作用のせいだし、便秘なのも食べられないせいだし、母のせいではない。母は助けてあげたくて側にいるのに、がん患者になると己のことしか見えなくなるのかもしれない。

病院だと世話してくれる看護師や看護助手はみんな給料をもらっているが、母は無償だ。無償の愛は時に残酷である。

緩和ケア治療がいつまで続くかわからない。その日が絶対やってくるから、最後まで支えたいのだ。だがワガママすぎると怒りより悲しくなる。

今日も暗中摸索しながら父を支えて生きています。