昨日、叔母が畑の草刈りについて話していたという。
その発端は7月30日に叔母夫妻は畑の草刈りに来たが、あいにく前日は大雨だったので側溝には雨水が満タン状態だった。
また2〜3日後に草刈りに来るよと叔母は言ったが、側溝は水が溜まると1週間は水が抜けないし、除草剤を撒くつもりだから無理しなくていいよと言ったのだが、どうやら根に持っていたらしい。
母にしたのはその側溝の草の話だったからだ。
側溝といっても隣家や道路との境にある溝で、水路ではないので雨水が吸収されたり、枯れたりするまで水が引けないのだ。私が知ったのは7月上旬で、もちろん1ヶ月に1回しか来ない叔母夫妻も知らないし、母も知らなかった事実だ。
それなのに叔母は自分ちの畑の草刈り方法を話し、これをうちの畑に応用したらいい。みたいなことを言ったらしいんだけど、マジでホラ吹きだったんだってば。
「刈った雑草を法面(斜面)に敷くと、草が生えてこない」っていうけど、斜面にどうやって雑草を敷くの?雨が降れば流れるよね。
ちなみにうちの畑の草刈りのときは、法面には敷かず、畔の部分に塊で置いてた。雨で斜面に流れた部分もあって、見栄えはよくなかった。
「雑草は乾いたら裏返しておけば、草が生えてこない」んだって。草刈り後、確認したけれど、乾いてしまうとマルチングの意味がまったくなくなるんだよね。じっとり濡れているほうが、湿度が高くなるため確かに草は生えてこないんだけどな。
「雑草は刈ったあとそのままにしておくと、土になる」のも間違い。
堆肥のことを言ってるのかな?雑草は切り刻んで土に埋めれば土に返るみたいだけど、埋めなきゃ土にならないよね。
堆肥は米ぬかとか落ち葉を混ぜ込んで発酵させなきゃできないんだけど。
まぁコンフリーという野草は刈ったあと、土に混ぜ込んで発酵させると、良い肥料になるとネット情報で見たけども。
実際、コンフリーがやたら生えてて、物は試しと刈ったんだけど、まだ耕す前だったから、容器に入れて放置してたら雨水が溜まり、勝手に発酵して無農薬農薬になったので、そのコンフリー水を撒いてみたけれど、土がよくなればいいな。
あと、私が試した雨水溜めにもケチをつけてきたらしい。ボウフラが湧くよ、ってそのくらい知ってるわ。
でも先日、母がミョウガ収穫の際に役に立って、雨水を溜めてて良かったなぁって。
ボウフラが湧くことだってわかってたから、水をキレイにする石を入れたり、蚊が入りこまないように覆いもしてる。それでもボウフラが湧いたら、雨水を捨てればいい話でしょう。
何にでもケチつけてくるんだ叔母は。自分達のほうがよくわかってると思ってるみたいだけど、ほとんど間違いなんだよね。
たぶん次に会う時、また違うことを言うよ、あの人達は自分達が常に正しいと思って発信するけれど、ほとんどが間違いだって気がついても、しれっとまた正反対のことを言うんだから、もうホラ吹きの話なんか、絶対に信じない。
今日のおさらい
「草刈りした草は土の上に置いていても、土にはならない」
「草刈りした草はそのまま放置しておくと、確かに草は生えにくくなるが生えてこないわけではない」