最近、夢を見ても忘れることが多かったのだが、久しぶりに夢を覚えていた。
昨夜からの大雨で、雨の音で何回も目を覚ましたせいか。
《起》
大湊に新しいケーキ屋さんがオープンしているという。なかなか人気で母が「今度買いに行こうか」とお店のホームページを見ている。
ライブ映像なんてあるよ、とチラッと見たら、なんとTくん。ボランティア仲間のTくんが家族で経営してます!って出ていた。
へぇー、公務員辞めたんだ。まぁ彼の人生だしな。と思った。
《承》
時は流れて、とある日スーパーで買い物していると、隣に見知らぬ女性が座り込む。ため息をついているので、つい声をかけてしまう。
どうやら恋愛系らしい。彼のことは愛しているけど人生に疲れてしまったと話し出した。
無理しなくていいんじゃないですか?あなたの人生だから、この先、あなたがどうするか選んだ道は、あなたにとって幸せの道になりますよ。
とアドバイス。
見知らぬ女性「〇子さんありがとう。こんな私に優しい言葉をかけてくれるなんて。」と、見知らぬ女性は私を知っているようだった。
見知らぬ女性「こんなことになるなら、もっと早く〇子さんに渡しておけばよかった。後はよろしくお願いします」
女性は立っていなくなってしまった。
もしかして今の…Tくんの奥さんじゃない?
《転》
とあるホテルのロビー、私は友人と歩いている。友人がTくんを発見した。
声をかけると、Tくんがやってきた。車椅子だった。話を聞くと、ケーキ屋さんが軌道に乗ってきた矢先に脳出血か脳梗塞を起こし、半身不随になったという。
この半年は奥さんに介護してもらっていたが、突然離婚されて家から放り出されたという。
とりあえずウチに来なよと言ったのだが、Tくんは「自分の介護は大変だから」と施設に入ってしまったようだ。
《結》
とある日、施設にお見舞いに行くと、介護士に介助されながら食事をしているTくんがいた。
介護士に「自分の彼女は頑張り屋さんでとても気が利く良い人なんです」と話していた。
そんな風に思っていてくれたなんて。私は彼のために何かしてあげなくちゃ、とクラウドファンディングをして、彼の応援団体を設立。
今、私は彼のために生きていますー。っていう本を見ていた私σ(・ω・`)
あれ?この話、「私」って、「私」のことじゃないの?
誰の話だよ、と本を見返すと、そこには全く知らない女性と半身不随から植物人間になったTくんが映っていた。
最終的に記憶障害や嚥下障害になり、植物人間となってしまったようだ。
って、目が覚めたとき、「私」の物語ではなかったんだなと思った。
脳出血や脳梗塞で半身不随とかっていうフレーズは、最近40年介護してた奥さんを海に突き落としたニュースを見て、若い時に車椅子の生活になるような病気か事故にあったんではないかと。
そこから脳出血等を連想したわけで。
なぜTくんで物語が作られたかはわからないけれど、目が覚めたとき、まだ4時半でね…(^×^:)
最近眠りが浅いので熟睡したいと思ってたのになぁ。
また寝たら、今度は何の夢を見るんだろう。